ショック療法 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

ショック療法

 大阪市教育委員会会議は、桜宮高校の体育系の

募集を中止し、普通科として募集することを、4対1の

賛成多数で決めました。

 また改革プランも決めています。

 その内容は、体罰、暴力行為などを伴う指導や、

勝利至上主義に基づく指導を排除。

管理職を校長、副校長、教頭2人の4人体制に

増強し外部人材を積極的に登用する。

民間出身のアスリートや学識経験者をスポーツ・

マネージャーとして配置。運動部のチェックを行う

など、スポーツモデル校をめざすとしています。

 今回の決定を“ショック療法”として、改革の成果を

是非出して欲しいと期待しています。

 今度の事件で、橋下市長の一連の言動に、批判

や異論が相次いでいることが報じられています。

 いわく、「生徒無視の『政治ショー』」

(新聞の解説記事)、「教育の独立性を侵す」

「生徒がかわいそう」等々‥.。

 橋下市長の政策、政治姿勢には是もあれば非も

あると考えていますが、今回の言動については

評価しています。

 自殺した男子生徒の遺族との面談後、

「間違っているから正す。

亡くなられた生徒の前で誓った」と宣言し、

批判を承知の上で、“ショック療法”に出ました。

 橋下市長を批判するのは簡単ですが、橋下市長の

ような行動に出れる人が果たしているでしょうか。

 逃げも隠れもせず、正面きった論陣に敢えて

賛成します。