芋エネルギーが日本を救う? | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

芋エネルギーが日本を救う?

 世の中には、突拍子もない壮大な夢に挑戦する

人がいるものです。

 鈴木高広近畿大学教授の挑戦がその人です。

 さつま芋をスライスし、乾燥させたものを燃やして

発電するのです。

 大変効率がよいエネルギー源だそうです。

 さつま芋も、三角棚栽培法という土に植えなくても

よい栽培法を考案しました。

 物干し竿を沢山並べた三角棚に、ビニール袋を

つるしその中でさつま芋を栽培する方法です。

発電機も民間企業が協力してくれて完成しています。

実験段階では成功しています。

 種子島高校の生徒と一緒に取り組み、充電式

バイクを芋発電で動かすシーンは感動的でした。

 鈴木教授は、芋発電のアイデアを持って

大学へアタックし33大学目の近畿大学に初めて

採用されたのです。

 鈴木教授の試算によると、日本の遊休農地を

活用すると、日本のエネルギー需要の10%を

まかなえるというのです。

 それに、エネルギー、農業、環境問題解決の

一石三鳥が狙えるといいます。

 昨日たまたま、テレビで見た夢のような

本当の話です