教育の四重苦 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

教育の四重苦

 あまりセンセーショナルな言い方はしたくは

ありませんが、岡山県の教育は「四重苦」の

状態にあります。

 直近の統計で、まず全国学力テストは小学校6年生が

45位、中学校3年生が42位です。

 小中高校の暴力行為は2年連続で全国最多

(全国平均の2倍越え)です。

 不登校の割合については、小学校は2年連続で

ワースト1で、中学校はワースト7となっています。

 更に私学助成についても、幼稚園46位、

小学校34位、中学校43位、高等学校44位です。

 私学助成は予算措置で解決可能

(簡単ではないですが)ですが、他の3点は、

“目の色を変えて”努力してもすぐには改善は困難な

問題ばかりです。今までも真剣に取り組んできたことは

間違いないでしょう。しかし、この結果です。

明確に言えることは、今までのやり方の延長線上では

ダメだということです。

 教育委員会制度の在り方など制度論はさておき、

方法論を発想を変えてオール県庁、もっといえば

オール県市町村で取り組まない限り改善出来ないと

私は考えています。