改革と変革 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

改革と変革

 予想と予測の違いから連想したのは、日常的によく使われる言葉です。
 改革と変革、実行と実施、目的と目標などです。
 言葉の意味や使い分けに神経質になったり厳密すぎるのは、いかがかとも思います。
 しかし、概ね共通の理解があった方が好ましいのは間違いありません。
 “交通整理”のつもりで、「類語使い分け辞典」を当たってみました。
 「改革」「変革」は、組織・制度・意識など抽象的な物事について、仕組みを変えてよりよいものにすることで、「変革」はそれを根底的に行う場合をいう。
 「実行」は、考えたことや約束などを実際に行うこと、
 「実施」は、法律・計画などの決定事項を実際に行うことで、組織的、公的な事柄にいう。
 「実践」は、思想・理論など頭で考えられた事柄に対する、実地の具体的な行動、行為のこと。
 「目的」は、最終的になし遂げたり到達したりしたいと思ってめざす事柄。
 「目標」は、さしあたり実現させたり到達したりしたいと思ってめざす物や事柄。