表紙が変わった民主党 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

表紙が変わった民主党

 表紙が変わった民主党とは失礼な言い方かもしれません。
 しかし、鳩山代表、小沢代表代行ではそう見えます。
 実際、新聞各紙の論調は、院政を敷くのではと手厳しいものがあります。
 弟の鳩山邦夫総務相も、「誰が見ても、小沢一郎前代表の操り人形」と、兄を酷評しています。
 その中で、読売新聞の「拝啓鳩山由起夫様」と題した橋本五郎特別編集委員の論稿に注目しました。
 「親小沢」か「反小沢」かという好き嫌いの話ではなく、「小沢的なもの」を早く清算、克服してほしいと注文しています。
 「『小沢政治』の特徴は4つの『ない』にある、というのが私の持論です。
 『会議に出ない』、『電話に出ない』、『丁寧に説明しない』、『本音を明かさない』。
 その根底にあるのが、『議論しない』です。
 小沢氏の功績は、議論を封ずるという重い代償を払っての結果なのです。」
 実に端的に、「小沢政治」を喝破しています。
 こんな政治家に引きづられて、“日本はどこへ行く”となっては一大事であります。
 しかしながら、油断は大敵です。
 反転攻勢に出た民主党は手ごわいと心得るべし!