終わりの始まり
今朝の新聞各紙、朝日新聞の「鳩山総務相辞任」以外は、すべて「鳩山総務相更迭」の見出しで一致しています。
辞表を提出、受理された形にはなっていますが、麻生首相が日本郵政社長人事の混乱を理由に事実上、更迭したという訳です。
「あまりにも遅すぎた決断」(山陽新聞)
「日本郵政は体制を一新せよ」(読売新聞)
「剣が峰に立った麻生政権」(朝日新聞)
「政権の迷走は極まった」(毎日新聞)
「鳩山氏更迭を民営化再加速につなげよ」(日本経済新聞)
社説でも、このような表題で、それぞれの立場からこの問題を論じています。
今回の問題の直接的な発端と核心は、「かんぽの宿」の不明朗な売却手続などの不祥事続発の経営責任をどう判断するかでありました。
それがいつの間にか西川社長の進退問題に集約され、郵政民営化を積極的に推進するか否かの別次元の議論へとシフトし、あげくは自民党内の対立にまで発展してしまったのです。
片方にだけ、“詰め腹”を切らせる解決方法も最悪ですし、何故ここまで火の手が大きくなる前に決着をつけなかったのか残念至極です。
今回の更迭劇、“終わりの始まり”の予感がします。
辞表を提出、受理された形にはなっていますが、麻生首相が日本郵政社長人事の混乱を理由に事実上、更迭したという訳です。
「あまりにも遅すぎた決断」(山陽新聞)
「日本郵政は体制を一新せよ」(読売新聞)
「剣が峰に立った麻生政権」(朝日新聞)
「政権の迷走は極まった」(毎日新聞)
「鳩山氏更迭を民営化再加速につなげよ」(日本経済新聞)
社説でも、このような表題で、それぞれの立場からこの問題を論じています。
今回の問題の直接的な発端と核心は、「かんぽの宿」の不明朗な売却手続などの不祥事続発の経営責任をどう判断するかでありました。
それがいつの間にか西川社長の進退問題に集約され、郵政民営化を積極的に推進するか否かの別次元の議論へとシフトし、あげくは自民党内の対立にまで発展してしまったのです。
片方にだけ、“詰め腹”を切らせる解決方法も最悪ですし、何故ここまで火の手が大きくなる前に決着をつけなかったのか残念至極です。
今回の更迭劇、“終わりの始まり”の予感がします。