「子供達に夢を、晴れの国・岡山からJリーグへ!」 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

「子供達に夢を、晴れの国・岡山からJリーグへ!」

 岡山東大会総会で、(株)ファジアーノ岡山スポーツクラブ木村正明社長の卓話を聞きました。
 (不肖私も、木村社長の後、「岡山県議会議長に就任して」と卓話をしました。)
 木村社長は、2006年にゴールドマン・サックス証券執行役員から、要請を受けて地元岡山に帰り、社長を引き受けた異色の経営者です。
 少年時代から野球やサッカーに熱中してきただけあって、見るからにスポーツマンタイプのエネルギッシュな人物です。
 J2リーグ昇格の立役者でもあります。
 岡山県は、小学校の全国学力テストで、都道府県の位置を選ぶ問題では、最も正答率が低い10県のグループだったそうです。
 そうした中、ファジアーノ岡山の活躍で全国へもっともっと岡山県を発信したい、子供達にも夢を与えたいと、ほとばしるような情熱を語られていました。
 今年度は、昨年の2億円から5億円と収入も増える予定ですが、それでもJ2リーグでは最下位クラスとのことです。(Jリーグトップは浦和レッズの80億円)
 収入源は、放映権、スポンサー収入、入場料、グッズ販売、選手のトレードマネーの5つです。
 J2リーグは、18チームが22チームになるまでの間は降格がないので、若手の選手を育てて力をつけたいと強調されています。
 J2リーグとはいえ、選手の給料がわずか15万円というのには驚きます。
 財政基盤を確立し、選手強化のために日夜奮闘されている姿は、頭が下がるとともに、期待と希望の星でもあります。
 「頑張れファジアーノ!」と心からエールを送ります。