創作四字熟語」 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

創作四字熟語」

 住友生命保険が、今年の世相を4文字で表現する「創作四字熟語」の優秀作品を発表しました。
 毎年開催し20回目で、6100作品の応募があったそうです。
 一票両断(一刀両断) 国民が投票で前政権を葬り去った。
 顔面総白(顔面蒼白) 新型インフルエンザで、人々の顔は白いマスクで埋まった。
 司民参加(市民参加) 裁判員制度で市民が裁判に参加。
 電圧速帝(電圧測定) ウサイン・ボルトさんが100メートル走で世界新記録連発。
 さすがに優秀作品です。今年の世相を巧みに捉えています。
 先日の川柳の好評(?)に悪乗りして、私も「創作四字熟語」を考えてみました。
 「党高政低」 東高西低のパロディです。
 東高西低は、日本より東の洋上の気圧が高く、西の内陸方面で気圧が低い夏型の気圧配置のことです。逆に、西高東低は冬型の気圧配置です。
 「党高政低」とは、民主党政権で、党側の権力が政府より強い状態を表しています。
 ちなみに、「政高党低」の兆しは、冬になっても全く見えません。
 「鳩死一生」 九死一生とは、絶対絶命の状態から抜け出ることです。
 「鳩死一生」とはそれとは意味が全く異なり、鳩山首相の政治生命が危うい状態になり、一郎(小沢一郎幹事長)が生き生きと活躍している状況を表します。
 「鳩余逸策」 窮余一策(きゅうよのいっさく)は、困り果て苦し紛れに思いついた計略や手段です。
 「鳩余逸策」とは、鳩山首相が普天間問題等、解決策を打ち出さず、策を逸している様子を表現したものです。
 「現況不快」 牽強付会(けんきょうふかい)をもじったものです。牽強付会とは、自分の都合のよいように、無理やり理屈をこじつけることです。
 民主党政府の牽強付会な政策が目立ち出し、そうした現況が国民にとっては不快だと思われる状態を表しています。