全国幹事長・政調会長会議 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

全国幹事長・政調会長会議

 麻生総裁、細田幹事長をはじめ党役員、各都道府県連から幹事長、政調会長が一同に会して、都市センターホテルで全国幹事長、政調会長会議が開かれました。
 麻生総裁、細田幹事長、古賀選挙対策委員長、山崎参議院幹事長が挨拶。
 古賀委員長は、「政策は政党の力であり、選挙は政党の命である。大きな壁が次から次と待ち受けている。
 党内一致結束して必勝の体制づくりをする。」
と強く訴えられ、一際大きな拍手が挙がりました。
 当面の政策課題については、麻生総裁自ら30分間に亘り、総額75兆円事業規模の対策、「景気対策3段ロケット」の説明をされました。
 3段ロケットとは、10月16日成立した11.5兆円の「安心実現のための緊急総合対策」(1次補正予算)、1月5日国会へ提出予定の27兆円の「生活対策」(2次補正予算)と1月後半国会へ提出予定の37兆円の「生活防衛のための緊急対策」(21年度予算・税制改革)のことです。
 それを、生活者への支援、中小企業への支援、地方の活性化の3つの側面から主な政策を提言されました。
 「100年に1度の金融危機に対して、全治3年の日本経済の立て直しのために全力で景気対策を行う。
 短期は大胆に、中期は責任を持って最善の取り組みをする。」と決意を訴え、場内からは総裁に「頑張れ!」とのどよめきもあがりました。
 景気対策に100点はありません。
 何をやっても批判はされるのですから、批判を恐れる必要はありません。
 一例をあげます。
 10月31日から実施された6兆円の緊急保証枠(2次補正で30兆円に拡大する)は、12月15日現在、147,562件、3兆4,339億円の実績です。
 岡山県でも、12月8日に「自民党県連中小零細企業金融対策本部会議」を行った時点では、843件、168億円の保証が、2,400件、453億円の保証に急拡大しています。
 これだけの中小企業の資金需要に応えたことは、それだけの効果もあったといえるのです。
 2次補正や21年度予算を出来るだけ早く成立させ、スピーディーに実行して貰いたいものです。