麻生太郎首相待望論(6) | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

麻生太郎首相待望論(6)

 テレビ朝日報道局コメンテーターの三反園訓(みたぞのさとし)さんが、「総理大臣の器」という本を書かれています。(講談社+α新書) 
 「私が総理大臣の要件としていつも言っているのは、目測力、結合力、説得力、そして思想を持った人間的魅力。
 目測力というのは、内外の問題に対して、これがどう展開して、どういうふうなところで落ち着けていくかという、行程管理も含めた目測力。
 結合力というのは、いい人材と、いい金と、いい情報を集める力を持っていること。
 説得力というのは、国民に対する説得力と外国に対する説得力。
 それに思想を持った人間的魅力も必要だ。」
 これは三反園さんのインタビューに答えた中曽根康弘元首相の言葉です。
 三反園さんが考える総理大臣のあるべき姿とは。
 「卑怯なことをせず、表舞台で誠実に日本の将来をどうするかを語れる人。しかも、一輪の野花をきれいだと思う感受性豊かな人間味のある人、そして大局的に物事を見れる人、勇気と決断力のある人だ。創造性豊かな人、その原点となる夢を語れる人・・・・・。これが総理の器だと思う。」
 中曽根元首相は、さすがに重厚で説得力があります。
 三反園さんは、オールマイティを期待しているきらいはありますが、公約数のでる考え方だと思います。
 5人の総裁・首相候補者はそれぞれ立派な人物であります。
 その上で、このような基準に照らし合わせてみても、麻生さんが最適任者であると、私は判断しています。
エピローグ
 麻生さんを応援するからには、テレビで視たり、新聞記事で読む麻生さんだけでなく、その著書や対談、あるいは評論など様々な資料に当たって少しでも“麻生さんの実像”に迫りたいと考え、麻生太郎首相待望論を書き始めました。
 中西輝政京都大学教授の「麻生太郎総理待望論」という格調高い論考もあります。(VOICE 2008年7月号)
 到底中西論考には及びませんし、思い入れの余り、“待望論”が“賛歌”になってしまったところもあります。
 拙文を書き終えた今、確信を持って申し上げます。
 「次の首相は麻生太郎だ!!」と―。