「ニッポン」に統一を! | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

「ニッポン」に統一を!

 笹川陽平日本財団会長が、国号を「ニッポン」に統一し元気な国にと提言されています。(産経新聞1月12日正論)
 日本は「ニッポン」、「ニホン」の2つの発音のほかに、国連の加盟国表記でもある「JAPAN」の3つの名前が常在する珍しい国です。政府によると、国号の現地発音が複数使用されている国は、我が国以外には承知していないそうです。
 紙幣には「NIPPON GINKO」、郵便切手には「NIPPON」と記してあります。NHKも正式な国号として使用する場合は「ニッポン」と発音するようになっているといいます。
 「ニッポン」を公式発音とする見解が主流を占めています。
 オリンピックやサッカーなどの国際大会でも、元気のよい「ニッポン」コールでないと様になりません。
 そこで、政治、経済の低迷で国際的な影響力が落ち込み、存在感が希薄になりつつあるこの国の閉塞感を打ち破り、力強さと活力を取り戻すには、国際的な表記を「NIPPON」に統一し、国の目指すべき新たな国家像を明示することが何より必要と考えると、笹川会長は強く主張されています。
 大賛成です。
 “がっぷり四つ”の政策論争もなくてはなりません。
 たまには、イデオロギー抜きにして、いい意味の国威発揚のため国号を「ニッポン」に統一する超党派の提案をしてはどうでしょうか。