韓国慶尚南道公式訪問(その2) | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

韓国慶尚南道公式訪問(その2)

 夕方5時から、今回公式訪問のメイン事業「岡山県紹介の夕べ」です。
 第1部は1時間かけての岡山県紹介。
 知事自らのプレゼンテーションは映像を駆使して熱弁をふるわれました。
 観光客誘致のために同行した美作3湯(湯郷温泉、奥津温泉、湯原温泉)の「おかみさん会」の3名の女将(おかみ)が着物姿もあでやかに、これも予め作成した映像でPRを行いました。
 第2部は交流懇親会。
 慶尚南道は、金台鎬知事、申崇澈(シン・スンチョル)諮問大使、李泰一(イ・テイル)道議会議長はじめ道幹部経済団体、旅行業業者など70数名。
 岡山県は公式訪問団、観光関係者、友好親善訪問団など約40名です。
 筝曲奏者山路みほさん、尺八奏者今井祐介さんの日韓両国の曲の演奏もあり、大いに盛り上がりました。
 交流の原点は、歴史や伝統など国情や国民性の“違い”を認識するところから始まるものだと思います。
 あせらずにじっくりと構えた着実な交流や連携を深めて行けば、双方にとってプラスになります。
 慶尚南道は人口316万人で岡山県の約1.5倍、道庁所在地の昌原市は51万人の都市です。
 1983年に釜山(プサン)から道庁を移転し、計画的に道路、公園などの街並みを建設したため、ゆったり整然とした風景が印象的でした。