国勢調査 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

国勢調査

 国勢調査は5年に1回実施されます。
 岡山県は2010年(10月1日現在)国勢調査の結果を速報値として発表しました。
 岡山県の人口は45年ぶりに減少し、194万4986人で前回調査より1万2278人(0.63%)減少しています。
 27市町村のうち、増加したのは岡山市、倉敷市、早島町、里庄町のみで、あとは軒並み減です。
 井原市は4万3936人で1168人(2.59%)減で、矢掛町は1万5094人で619人(3.94%)減となっています。
 国立社会保障・人口問題研究所が編集した、「日本の市区町村別将来推計人口」の書物を引っ張り出して改めて見ました。
 これは、2000年の国勢調査を基に、専門的に全国市区町村別に将来人口を推計した膨大なデータです。
 ちなみに、2000年の国勢調査で
 井原市は4万6489人(当時は合併していなかったので)
 井原市 3万4817人、芳井町6016人、美星町5656人で、
 矢掛町は1万6230人でした。
 これが2010年には、4万3495人と1万5104人
      2020年には、3万9305人と1万3644人
     2030年には、3万4751人と1万2074人と推計しています。
 2000年に比較すると井原市は74.7%で、旧芳井町、旧美星町分ごっそり減少し、矢掛町も74.3%と同じ位減少します。
 これは“予想”ではなく、“推計”です。
 当たらずとも遠からずです。
 少子高齢化と人口減少は避けられない厳しい現実です。
 こうしたことを前提にして、人口減少社会にどのように対応していくか、政策を考えていかなければなりません。