「わたしと地球の環境展」 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

「わたしと地球の環境展」

 高島屋で開催されている「わたしと地球の環境展」(9月1日~8日)を見ました。
 環境とは何か、そして様々な環境の中で私たちがどのように関わっていけばよいのか
考えさせてくれる大変有意義な展示会です。
 分かりやすいパネル表示も相まって、子どもたちにも親しんで貰えるような工夫も
してあります。
 制作した創価学会の池田大作名誉会長が、8月19日の山陽新聞に、
「『わたしと地球の環境展』に寄せて」と題して寄稿されています。
 「月光に照らされた瀬戸内海」は、世界で「最も美しい景色の一つ」と評した、
世界的に著明な文明史家、トインビー博士の言葉を紹介し、
「私も大好きな岡山県を訪れ、鷲羽山に差し掛かる夕日が照らし出す金波を見つめ、
『大景観は世界一』との感慨を詠じたことも懐かしい。」と書かれています。
 ここまでほめられると岡山県人として、面映ゆい気がしないでもありませんが、
素直に嬉しいものです。
 「『自分たちにできることを、自分たちの周りから始めよう。
   将来、何かを成し遂げたいのなら、今、やらなければならないのです。』
 展示で紹介されている呼びかけは、『アフリカの環境の母』と讃えられる
ワンガリー・マータイ博士が私に語られた信条である。
 私たちの今の生命は、悠久なる地球の恵みに育まれてある。
その恩返しとして、未来に生きてゆく生命のため今、私たちにできることを
真剣に果たしていきたい。」と池田名誉会長は提言されています。
 私たちの毎日の生活は、環境の大切さや恵みを特別に意識せずとも成り立ちます。
 時には立ち止まって、改めて環境について考えることも忘れてはいけない。
 そんなことを教えてくれる展示会でもあります。