第11回都道府県議会議員研究交流大会 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

第11回都道府県議会議員研究交流大会

 「議会人の、議会人による、議会人のための研究集会~真の地方自治を目指して~」
と銘打った都道府県議会議員研究交流大会が、議員議会事務局職員合わせ6百名余り
参加して都市センターホテルで開催されました。
 冒頭、「平成宰相論~総理大臣の『資格』とは何か?~」と題して、
加藤清隆時事通信社解説委員長の歯に衣を着せぬ講演がありました。
 民主党関係者には耳の痛い話が多かったのですが、場内何度も同感の拍手で盛り
上がっていました。
 講演の要旨
 野田政権の特徴は3つ。
 ①政治家(政権)は実行してなんぼ。
  野田首相の実行力は疑問だ。今まで言ってきたことと、現在やっていることが違う。
 ②小沢グループに頼り切っている。
  グループから登用した、消費者担当大臣や防衛大臣は論外。
 ③財務省主導の政権
  財政全く素人の安積財務大臣をかついで増税まっしぐら。
  大災害の後は増税してはならぬのは世界の常識。
  マスコミも国民もうまく乗せられている。
 ちなみに、加藤氏による宰相の資格とは。
 ①洞察力(物事の本質を見抜く力)
 ②大局観 ③歴史観、国家観 ④長期ビジョン 
 TPPも日本の進路を誤らせると大反対の論調でした。
 少々乱暴な言い回しもありました。しかし、本質や核心をズバリ指摘し、
問題提起する内容にはうなづく所多々ありました。