自民党大会 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

自民党大会

 谷垣総裁「決戦の年」、政権奪還へ解散強調、谷垣氏「偽りの政権に幕」、
自民党大会奪回へ結束強調
 片方では、挙党態勢程遠く、「解散一辺倒に不満噴出」
 自民党大会を新聞の見出しはこのように報じています。
 前に、自民党は「与党経験のある野党」の強みを生かせず、
「野党経験のない野党」になっているのではないかと書きました。
 「解散が自己目的じゃない。自民党政権になったら何をしてくれるのか、
自民党がなぜ負けて、この3年間どう変わったのかを、もう少し出すべきだった」と
石破茂前政調会長は党大会をこう総括したとあります。
残念です。こんなことは党大会の前に徹底的に議論すべきことです。
 困難であっても、方針や政策を集約し、“まさに政治決戦の年”に
一致結束して政権奪還に向けての挙党態勢を演出し、アピールするのが
党大会の最大の目的だと私は思います。
 ましてや、来賓の米倉弘昌経団連会長の挨拶に対して、
議員数人が「駄目だ」「こんなやつに話をさせるな」などと、
汚いヤジを浴びせかけるなど言語道断です。
 今最も必要なことは、小異を捨てて大同、団結して、責任政党、
政策政党、信頼政党を徹底的に打ち出すパフォーマンスです。
 それができないと政権奪還は覚つきません。