共同、協同、協働、共働 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

共同、協同、協働、共働

 読み方は同じでも、漢字で書くと違う言葉は沢山あります。
 普段何気なしに使っていても、ふと気になることがあります。
 「きょうどう」もその一つです。
 「共同」には2つ意味があります。
 まず、2人以上の人が仕事を一緒にすること、共同作業、共同歩調など。
 「協同」もこの意味に使います。協同一致、協同組合など。
 「共同」には、2人以上の人が、同資格、同条件で関係することの意味もあります。
 共同社会、共同謀議など。
 「協働」は、1つの目的を達成するために各部分やメンバーが補完、協力し合うことです。
「協働のまちづくり」というように大変ポピュラーな行政用語ですが、
1990年代の国語辞典には載っていない辞書もあります。
 調べてみると、県議会の質問戦でも、初めて石井知事が使われたのは平成10年でした。
 「共働」は生物群系や個体群に間に見られる相互関係をいうようです。
植物が動物のすみかとなる関係や補食者、被食者の関係など。