赤絨毯(あかじゅうたん) | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

赤絨毯(あかじゅうたん)

 「赤絨毯を踏む」とは国会議員になることをいいます。
赤絨毯はいわば国会の代名詞です。
 国会議事堂が完成した昭和11年から使われています。
 なぜ「赤」なのかについては2説あるそうです。
 1説は、西洋の王室や日本の皇室では、ロイヤルレッドが権威や高貴を
象徴する色だったため、それを真似たという説です。
 2説目は、当時の国会(帝国議会)は、開院式も天皇主催の宮中行事だったため、
宮中の赤絨毯が持ち込まれたという説です。
 実は、国会議事堂を真似たのか、県議会棟にも赤絨毯が敷いてあります。
 歩いてみると、国会の方が毛足も長く、より高価に見えます。
 程度の差こそあれ、「赤絨毯は政治的権威の象徴」と言われたいものです。