天皇陛下のお言葉 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

天皇陛下のお言葉

 「被災者のこれからの苦難の日々を、私たち皆が、さまざまな形で
少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうかと思います。
 被災した人々が決して希望を捨てることなく、身体を大切に明日からの日々を
生き抜いてくれるよう、また国民一人ひとりが、被災した各地域の上にこれからも
長く心を寄せ、被災者と共にそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていく
ことを心より願っています。」
 昨年3月16日に発せられた天皇陛下のお言葉の最後の部分です。
 そして今日、天皇陛下は退院後1週間なのに皇后陛下とともに
政府主催の東日本大震災追悼式に出席され、お言葉を述べられました。
 「被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。
 国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく
努力を続けていくよう期待しています。」
 天皇陛下の哀悼と復興のお気持ちに何度読んでも心を打たれます。
 直接的な支援はできなくても、“心を寄せる”ことの大切さを改めて思います。