吹屋ふるさと村 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

吹屋ふるさと村

 備中町出身の後援会支部長の提案で支部有志の
皆さんと研修会で吹屋ふるさと村を訪れました。
 久し振りに訪れた吹屋ふるさと村は、観光客で
活気がありました。
 6人いるというボランティアガイドの1人
戸田誠さんに案内して貰いました。
 「まだ新米ですから」と謙遜されていましたが、
戸田さんの熱心な説明のおかげで、楽しく
有意義な研修会ができました。
 江戸時代小泉銅山とローハ(ベンガラの原料)
製造を営み巨大な富を築いた広兼氏の豪邸で
ある広兼邸。
 古くから採掘され、江戸時代、明治時代には
銅の日本三大鉱山として栄えた、吉岡銅山
笹畝(ささうね)坑道。
 明治時代のベンガラ工場を復元したベンガラ館。
中でも、平成22年から公開されている旧片山家は
見ごたえがあります。
 片山家は、宝暦9年(1759年)創業以来、
200余年にわたって吹屋弁柄の製造・販売を
手がけた老舗です。
 平成14年に所有者から成羽町へ寄贈され
6年かけて保存修理したものです。
 その家屋は、「近世弁柄商家の典型」として
高く評価され、平成18年12月国の重要文化財に
指定されました。
 吹屋ふるさと村を支えている地元の人達の
心意気を随所に感じ、地域振興かくあるべしと
思ったことです。