自分は無職のおっさんだ。

今はバイトすらしていない。

 

先日、用事があって上野に出かけた。

用事はすぐに終わったので、アメ横に寄って、

そのあと上野公園のあたりをブラブラしてみた。

すると、公園の中に神社を見つけた。

へ~、こんなとこに神社あるんだ、知らなかった。

 

近づいてみると、神社の前には縁日の屋台が10軒ほど並んでいる。

こういう、縁日って懐かしいな。無条件にワクワクしてしまう。

昔は、焼きそば、水あめ、たこ焼き、ベビーカステラ、わたあめ、あたりが主流だった。

ところが、今はケバブ、トルネードポテト、チーズハットクなど、

メニューがアップデートされてて、時代の流れにおののいた。

 

また驚いた事に、屋台で料理を作っているのが青い目をした外国人なのだ。

外国人がテキヤをする時代になったのね、とまた時代の流れにおののいた。

 

そして、その屋台に群がっているのが、インバウンドらしき外国人。

昼前から焼きそばを食べながら、ビールを飲んでる。楽しそう。

そのインバウンド客を横目に見ながら本堂に近づくと、絵馬が沢山並べてあった。

それとなく見てみると、絵馬にはすべて英語、中国語、よくわからない横文字で

書かれてあった。

日本語が書いてある絵馬なんて見当たらない。

外国人には、絵馬に願い事を書く事は、貴重な体験なんだろうな。楽しそう。

 

しかし、この神社は外国人ばかりだ。

花園稲荷神社って有名な観光スポットなのかな?それとも他の神社もこんな感じ?

インバウンド客には慣れてきたが、この神社はホントに外国人しかいない。

外国人にしてみたら、神社、寺は一番日本らしさを感じられるから当たり前か。

 

しかし、外国語が書かれている絵馬がびっしりならんでるのは驚いた。

自分は、生粋の日本人なのに絵馬に願い事を書いた事なんて一度もない。

自分ももう少し、日本の伝統に興味を持たないとまずいかも、と思ったのでした。