カスハラじじい問題
自分は無職のおっさんだ。今はバイトすらしていない。連れが勤めている会社から温泉宿の無料チケットをもらったとのことで、1泊の温泉旅行に一緒に行くことになった。群馬県のとある温泉街の温泉宿なのだが、マイナーな温泉街のようで,温泉街や宿はちょっと廃れ気味・・・。そんな雰囲気だし、平日だから宿は空いてるかと思いきや結構混んでる。といっても、高齢者ばかり。シルバー割でもあるのかな?宿の温泉は普通だった。泉質も単純温泉で特徴はない。でも無料で泊ってるので何も文句はない。夕食の時間になって食堂に行った。食事はバイキング形式で1時間半の食べ放題、飲み放題のプランだった。食事を見てみると、唐揚げ、パスタ、ソーセージなど、よくあるメニューが並んでいる。そして、残念ながらあまりおいしそうではないが、こちらは、無料で泊っているので何も文句はない。食べ物のセレクトは連れにお願いして、自分はビールを頂こうと飲み物があるエリアに行った。飲み物はすべて機械のサーバーで自分で注いでいくスタイル。ビールもサーバーにコップを置いてボタンを押すと自動で注がれるタイプ。ビールコップを持っていくと、ビールサーバーの前でおじいさんと宿のスタッフと揉めている様子。どうやら、ビールサーバーが故障しているらしい。じいさんが、若いスタッフに「ビール出ないじゃないか、どうなってんだよ!!」と怒鳴っている。若くておとなしそうなスタッフは焦って直そうとているがうまくいかない様子。そして、じいさんがまた「早く直せよ、こっちは待ってんだよ」と怒鳴る。完全に老害じじい&カスハラじじいだ。スタッフに高圧的な態度を取る人は大嫌いだ。見ていて気分悪い。そして、その老害じじいが、俺に向かって「ひどい宿だよね~」と同意を求めてきた。基本、このような厄介な人はなるべく関わらないようにしているが、この爺さんはちょっとカスハラがひど過ぎる。なので、思わず言ってしまった。「あのさ、若い子が一生懸命直そうしてんだよ、もう少し優しい態度は取れないの?」それでも老害じじいはブツブツ言っている。「いっつもこんな態度取ってるの?ちょっとまずいんじゃない?」と厳しく問い詰めるとまたブツブツ言いながら、どこかに行ってしまった。そして、若いスタッフにはビールサーバーが直ったら教えてくれと伝えて、取り合えず席に戻った。しばらくしてサーバーは直って、美味しくビールをいただいた。最近は、この手の高齢者が増えてきた。確かに、飲み放題といえども、時間制限あるから早く飲みたいのはわかるが、スタッフに対する態度がひどすぎる。年を取ると感情のコントロールがきかなくなるのかな?でも、ちゃんとした高齢者もいるから、やはりパーソナルの問題か。年取っても自分は気を付けようと再確認したのでした。次の日に朝食を食べに行った。まずは、コーヒ飲みたいなと思いコーヒーサーバーに行ってボタンを押したらコーヒーが出てこない。こいつも壊れとるんか~い!!早速スタッフに報告して直してもらったのでした。