33回目の鹿児島起立性調節障害親の会を開催しました。
2011年、12月10日に第1回親の会を開催してからまる7年になります。

初めての会は5人でした。
会を開催するごとに参加者が増えてきました。

各地に親の会が出来たり、新聞やテレビで取り上げられることが多くなり、起立性調節障害(OD)への理解も少しづつ進んできています。

しかし、まだ、認知度が低く、病気だということに気付いていなかったり、診断がついても辛い体と心に悩んでいる親子がたくさんいます。

 

12月2日に開催された親の会は、17名の参加者で開催しました。

初めて参加された方が8名ありました。

そのうち2組はご夫婦での参加でした。

子どもの参加は3名で動画作りの話で楽しい時間を過ごしましたニコニコ

 

初めて参加の方が多かったので、今まで放送された起立性調節障害について放送されたDVDを見て頂きました。

起立性調節障害について自分の子どもの状況と重ねて理解していただけたと思います。

次に今回から始めたミニ学習会を行いました。

1回目は病気(起立性調節障害)について正しく理解するというテーマで、親の会の立ち上げからのメンバーであり、子どもの心理や発達について学ばれ学校でお母さん方の相談にもあたっておられるぽれぽれさんがお話してくださいました。

大学3年生になった長男さんのOD経験から起立性調節障害について解り易くお話してくださいました。
起立性調節障害についての間違った情報や根拠の無い情報、不安を煽るような情報をうのみにしないで正しく情報を見る目を持つことはとても大切だと思いました。 

次の親の会では「子どもの心を知る」についてぽれぽれさんにお話ししていただきます。

ぽれぽれさんのブログ 「鹿児島起立性調節障害親の会~ぽれぽれなるままに~」

 

その後、参加された皆さんに自己紹介をしていただきました。

司会進行を、中3の男の子で「不登校~明るい未来へ~」を作詞作曲したR君のお父様にお願いしました。

R君は受験に向けて通信制の高校を見学に行ったり、特技を生かして動画作品を作るなどして、お家生活をしています。

お父さんはRくんのODと個性を理解、尊重し、温かく見守っておられます。

先輩のお母さん方はOD経験から得たことをお話してくださいました。

ODは子どもの心と体の成長に必要な時間だったと話されました。

初めて参加のお母さん方は、自分の子どものことを話す時、あふれる思いで言葉をつまらせながらお話ししてくださいました。

参加されている皆さんが初めて参加の時は同じでした。

子どもを思う気持ち、辛い思いを分かり合え、前へ進む力をもらえるのが親の会です。

 

 

   R君 作詞作曲 「不登校~明るい未来へ~」音譜