悪魔のZをオーバーホールすることになった、RGOスピードファクトリー大田の
娘リカコ・・・
そんなところへ2人の男が訪ねてきた。
『島さんに北見のおじさん、どうしたんですか?』
『よかったら少しアドヴァイスしたくてな、こいつのオーバーホールをアキオに頼まれたって聞いたんで』
『えー是非お願いします。聞きたいと思ってたんです。このZの秘密を』

『秘密?ふふっものすごくスペシャルなパーツが入ってるとかか?』
『どう加工して組み上げていったのかも』
『ふっ残念ながらスペシャルなパーツは何もないよ。カムもピストンも当たり前のL型パーツだ』
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『当たり前のパーツを当たり前のようにきちんと組む、秘密なんて何もねーよ』
『ただ。。。。ひとつだけスペシャルなパーツがある。俺が唯一手を加えていない部品だ。。。。クランクシャフトだ。』
『クランク?』
『鍛造のフルカウンター、超逸品のモノってわけじゃないごく普通の3.0、3.1用のクランクだ。だがそれを手にした時のズシリとした感覚は今でも忘れなれない・・・』
かなり前置きが長くなりましたが、湾岸ミッドナイトの中のセリフです。
どうしても春までに直しておきたいリールがあり、部品を頼んで置きました。

部品交換を行い、フルオーバーホールです。
シーゲート3500PEのドライブギヤです。
まだ買ってそれほど経ってませんが、巻き心地が非常に悪くなってきまして、どうやらドライブギヤが磨り減ってきており、こんな症状が出るようです。
亜鉛ダイキャスト
加工精度は良いが、強度の問題があり主要ギヤ部分に使ってはいけない材料だと思います。
ちなみに上位機種のセルテートは、超々ジュラルミン鍛造です。
正しく超逸品じゃないです。
が仕方がないですね(笑)

シーゲートは思い出のあるリールで、こんな魚も釣ってしまいました。
そのほか沢山の魚を釣ってます。
でも、それで壊れちゃさみしいですよね。

ちなみにドライブギヤとは、この展開図の赤い部分のギヤです。
ハンドルからピニオンギヤへ駆動を伝達する、要です。
なのでマスターギヤとも呼ばれます。
なんどオーバーホールしても巻き心地は治りませんでした。

とりあえずバラシてホワイトガソリンで洗浄しました。
隅々まで回り込んだ汚れた油を落とします。。
この間バラしたばかりなので、全然汚れてませんけどね(笑)
ここまではお手の物です。
そして、当たり前のパーツを当たり前のようにきちんと組む・・・

さくっと組みあがりました。
まったく別物に生まれ変わりました!
巻き心地が変わりシルキーです
ピニオンギヤまで交換を考えたのですが。これだけで劇的に改善とは良かったです(^-^)
クセになりそうです。