ショックな気持ちの行方4 解離する心 | 心理面接室O.C.WORK『過剰適応あるある。』ブログ

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自分を押し殺し、周囲に合わせすぎて、苦しいあなた。『過剰適応』していませんか? 
『過剰適応』にまつわる困り感をわかちあい、
ゆるやかな緩和を目指すために、こころに役立つ情報を紹介するブログです。

[ショックな気持ちの行方 2]

[子どもの ショックな気持ちの行方 3]に続く、

[ショックな気持ちの行方 4 解離する心] です。

 

ふと、ノラの黒ネコと目が合う。

 

♯ショックの放置→敗の許されない世界

 

例えば、

子どものあなたが受けた<ショック>は、

 

そのまま放置となって、処理されないままになってしまったら、

 

「ショックを受けた自分が悪い…。」

 

「ショックを受けてはいけない…。」

 

「そんな自分を、誰も、相手にはしてくれない…。」

 

と、子どものあなたは、思い込んでしまうかもしれません。

 

 

そして、日常の、ありとあらゆるところに存在する、

 

<未知>という世界が、子どもにとって、

 

恐怖と、失敗の許されない世界になっていってしまうでしょう。

 

 

さらに、恐ろしい、話になってきましたね。

 

でも、もしも、完璧にやりたい気持ちが強いあなたでしたら、

 

少し、心当たりがあるのではないでしょうか。

 

 

♯大人になった、今

 

ストレスとわかっていても、

 

どう対処したらいいか、

 

とにかく、やるしかない、

 

がんばるしかないと、乗り切った後で、

 

後から、ひどい肩こりや腰痛や頭痛や風邪などの

 

症状になってしまったなと感じることはありませんか?

 

なんとなく、自分のパターンとして

わかっているんだけれど、

 

わかっているんだけれど、同じ事を繰り返してしまう。

 

そんなことありませんか?

 

風邪や体調不良で、仕事を休んだり、

マッサージに通ったりして、

調整できるうちは、まだ、いいかもしれません。

 

でも、いつか、痛みが慢性的なものになって

もっと大きな身体疾患をひきおこすことも、あり得ます。

 

 

♯自分では気づけない、心の解離

 

<ショック>を受けることに恐怖があると、人は自分の感情を切り離してしまうことがあります。

 

①ショックな出来事を受けとめられない、ことが怖い。

 

②ショックを受けた自分を受け入れてくれる<存在・他者がいない>ことが耐えられない。

 

結果、③ショックを受けることが怖い、となってしまいます。

 

そして、それらのことから、心を守るために、

心を解離する術を身につけてしまうことがあります。

 

 

例えば、

 

1)日常的な場面で、

なんとなく、わからない、得意でない話題では、

 

急に、話しを変えてしまうとか。

 

急に黙り込んでしまうとか。

 

急に、話しを聞いていなかったりすることがある。

 

 

あるいは、行動や会話の、つじつまが合わないときがある。

 

記憶がすっぽ抜ける。

 

約束をすっかり忘れる。

 

なども、日常のなかに、解離が潜んでいる一例です。

 

 

2)あるいは、リスト・カットや、過食・嘔吐、アルコール、ギャンブルなどの依存症などに陥ることもあります。

 

一時的に、感情を麻痺させて、時には快楽に身を投じ、

心の痛みを感じないようにしてしまうのです。

 

 

3)また、傷つかない心や傷つかない存在であろうとし、

なんでも出来ると思う“万能感”に頼り、

 

過度なポジティブ・シンキングなど、

躁的な高揚感に浸ったり、

 

自身を捧げるような仕事の仕方、

ワーカー・ホリック

のようになる場合もあります。

 

 

♯「過剰適応」という防衛策

 

 

「過剰適応」も、そのような背景のなかで、身についていく防衛策の一つと考えられます。

 

失敗したくない。

 

ダメな自分は、受け入れてもらえない。

 

自分も、ダメな自分を、受け入れられない。

 

人に迷惑を、絶対にかけてはいけない。

 

など、予定調和に配慮した行動を選ぼうとするあまり、

 

自分の気持ちを押し殺してしまい、

 

周囲に合わせようとし過ぎてしまうことを

 

「過剰適応」と言います。

 

 

♯日常生活に潜む「解離」

 

先に述べた、1)日常生活のなかに潜む「解離」については

 

あまり、知られていないことかもしれません。

 

 

でも、あなたが、なんとなく変だな

 

もしかして、あてはまるかもしれない

 

と感じているようなことがあれば、

 

 

心に解離があるかもしれない

 

 

と<仮説>を持ってみてもいいかもしれません。

 

 

♯↓これが大切

♯ショックを分かち合える関係性

 

 

<未知>の世界に生きていくことは、大人になっても同じです。

 

勇気もいるし、怖い気持ちだってあると思いますし、

 

失敗だって、できるだけしたくないですよね。

 

 

 

でも……。

 

一度も失敗しない人生って、…あるんでしょうか…。

 

……ない。

 

……ですよね……?

 

 

 

…なので、<ショック>を受けるのは

 

実は、悲しいかな、<想定内>と思って欲しいのです。

 

 

<ショック>を受けることを最低限にしたい、あなたに、

 

<ショック>を受けないように、がんばりつつも、

 

<ショック>を受けることもあるだろうと思う、心を

 

つくっていくことを、おすすめしたいです。

 

 

<ショック>を受け止める、心のクッション。

 

<ショック>を分かち合える、関係性。

 

それによって、

 

<ショック>を分かち合うことに、慣れる。

 

分かち合ってもよいことを、知る。

 

そのような【関係性】を育むこと。

 

これが、とても大切です。

 

♯他者に映し出されることによって、気づく自己の存在

 

解決には、自分以外の他者、

 

他者との【関係性】、が必要で、

 

他者に映し出されることによって、

 

感じとれる自己の存在があるからです。

 

 

他者がいることで、知る、自己、がある。

 

これが、【関係性】といえることかもしれません。

 

つまり、他者がいないと、感じられない自己の存在があると言えるでしょう。

 

 

そのため、自分一人で行う、瞑想や自己カウンセリングは、

 

【解離】の解決には、残念ながら、

 

なかなか難しいと言われています。

 

 

なぜなら、

 

【関係性】を育み、その力を育てることが必須だからです。

 

【関係性】のなかで、ショックの傷が、癒えてこそ、心の力がついてくるからです。

 

 

そのため、【過剰適応】や【人に気づかれにくい日常的な解離】について、

 

【関係性】を育み、【過剰適応】【解離】を緩和・解放していくには、

 

知識と経験をもった、

 

心理臨床家・臨床心理士・心理カウンセラーなどの

 

専門の力を借りることを、おすすめします。

 

 

あなたの悩みどころや不具合に、積極的に

 

手を差し伸べて、【解離】した心を

 

つなぎあわせるような【心の橋づくり】を

 

意識して行えるような、専門家です。

 

 

♯安心、安全、失敗してもよい世界

 

 

そして、その【関係性】が、あなたの心のなかに、

 

パーソナリティとして根付いてゆくことは、

 

<ショック>を緩和し、

 

あなたの生きる世界が、

 

恐怖と、失敗の許されない世界にならないようにするために、

 

いわば、<安心、安全、失敗してもよい世界>になるために、

 

とても大切です。

 

 

すると、あなたの心は、大きくなって、

 

さらに深みを増し、かつ、繊細な気持ちに気づき、

 

柔軟に、対処していけるようになるでしょう。

 

(これが、心のミラーリング・メンタライゼーション機能です)

 

そして、さらなる智恵を知り、

 

思慮や慈愛を知りながら、豊かな年代を重ねていけるようになる

 

でしょう。

 

 

♯大人のあなたにできる<頼感の回復>

 

 

親の庇護から放れた 

 

これは、大人のあなたにしか、できないことです。

 

 

<ショック>な気持ち。それを、受け止める気持ち。

 

心に、氷のように固まった、かつての<ショック>な気持ち。

 

その気持ちの救済が、自分や他者への

 

<信頼感の回復>へつながっています。

 

どうぞ、大事に、丁寧に、扱ってください。


 

心理面接室O.C.WORK

 

 

長いシリーズを読んでいただいて、ありがとうございました。

 

※[心の解離]に興味をもったあなた、ホームページ

【こんな方に】のページ、

イラスト解説付き『A子さん(34歳・会社勤務)の場合』

を、ご紹介しています。

どうぞ、ご覧下さい。【こんな方に】をクリック!)

 

 

※前々回[ショックな気持ちの行方2]

前回[子どもの  ショックな気持ちの行方3]

も、ご参考になさってください。

 

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※注意です※

 

「誰かに言えたら苦労しません」

と、強く思われている方もいらっしゃることでしょう。

それも、また、当然のことです。

 

出来事によっては

誰かれ構わず、話さないほうがいいこともあるでしょう。

時期を待ったほうがいい時もあるでしょう。

 

そのような時には、決して無理をしないでください。

話すときには、しっかりと話す相手を選んでください。

専門家や、絶対にあなたを否定しない人を選んでください。

 

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心理面接室O.C.WORK

 

 

※2018年7月に掲載した「ショックな気持ちの行方」を大幅に、加筆・修正したものを、掲載させていただいています。