こころをつくる ③ 小さい頃からミラーリングする立場になっていませんか? | 心理面接室O.C.WORK『過剰適応あるある。』ブログ

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自分を押し殺し、周囲に合わせすぎて、苦しいあなた。『過剰適応』していませんか? 
『過剰適応』にまつわる困り感をわかちあい、
ゆるやかな緩和を目指すために、こころに役立つ情報を紹介するブログです。

♯「ミラーリング」されることに慣れていない

もし、この「ミラーリング」の機能が、

幼少期のなんらかの過程で、十分に行われていなかった、

与えられていなかった、受け取れていなかった場合、

どうなるでしょうか。

 

自分自身では、分類できない情動で、

心がいっぱいになってしまい、

さまざまな、弊害がでる可能性があります。

 

特に、「過剰適応」の傾向のある方は、幼少期から、

自分がミラーリングされるより、他者をミラーリングする

立場になっていた場合が多くあります。

 

両親の夫婦関係を保つため、あるいは、

不安定な親の気持ちを守るため、

親の理想、父母の気持ちを察し、応えようとしてきた

幼少期が過ごされた場合、

 

ミラーリングする立場〜相手の気持ちを察しようとする立場〜

に、なることは少なくないでしょう。

 

それにより、他者へのミラーリングに長けていても、

自分自身に必要なミラーリング機能が、

十分に働いていないことも考えられます。

 

●ミラーリングの機能を十分に与えられていない影響に、

(※1より抜粋し引用)

 

・自分自身の感情調整が苦手。

 

・無条件に愛されても良いという、基本的な自分への信頼感が弱い。

 

・自己評価がもろく、不安定で、疎外感を感じやすい。

 

・自分と他人、という自他境界の感覚が弱い。

 

・すべてを満たす100%がどこかにある、という気持ちが強い。

 

などが言われています。

 

 

●また、ミラーリング機能を与える立場になる影響として

(※1より抜粋し引用)

 

・自分の感情に気づきにくく、自分の気持ちを度外視

してまで、環境に合わせようとする。

 

・こういう自分のときだけ自分を認められる、という

条件付きの自己承認に陥る。

 

・共依存や、他者コントロールといった、関係性のなかの

嗜癖傾向に陥る。

 

・ああかな、こうかなといった、幅をもたせた思考が苦手で、

こうあるべきといった、厳しい「白黒思考」に陥りやすい。

 

などがあげられます。

 

 

心理面接室O.C.WORKでは、

自分の気持ちや存在を、殺してまで、いい人をしてしまう、

あるいは、ときに強迫的ともとれる、厳しい思考傾向、

他者との関係において、なぜ嗜癖性を帯びてまで、

過剰に適応しようとするか、

 

などに理解を示し、ともに考えてくれる他者の存在が、

「過剰適応」傾向の緩和に、必須と考えています。

 

そして、こころの根底を築く、

質の良いミラーリングを受け取れる関係。

この関係性を、心理面接で積み重ねることが、

メンタライゼーション力をうながし、心の苦痛を和らげる、

「過剰適応」傾向を緩和する、大切な要素と考えています。

 

 

「過剰適応」に苦しみ、ぐるぐる思考に歯止めをつけたい、あなた。

O.C.WORKで、一緒に、自分の心を、育てていきませんか?

 

参考 :

【ブログ】こころをつくる① メンタライゼーション

【ブログ】こころをつくる② ミラーリング

 

※(※1)参考文献:『メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服』(チェ・ヒョンイン著・星和書店出版)