※注意※

このお話はゲーム「スタデュバレー(switch版)」の二次創作です。


↓第1話はこちら↓ 





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第2話_ジャスと妖精

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「池に何か居たか?」


「………。」


「俺も子供の頃は、ザリガニを釣ったり、蛙捕まえたりして遊んだなぁ。」


男の人は、隣に座って池をのぞきこむ。


お隣の牧場の、ユウさんは、通りがかる度に声をかけてくれる。


マーニーおばさんや、シェーンおじさんとも、仲良くしているみたい。


「…なにもいないよ。」


「そっか、そっか。」


ユウさんは、カバンの中から花を取り出した。


「テテーン!今朝、咲いたんだ!ジャスにやるよ。」


ピンクとムラサキが可愛い、フェアリーローズの花だった。


わあ…やったぁ!!ありがとう!」


「おっ。ジャスは、この花、好きなのか?」


「うん、だーいすき!」


花の香りをかぐと、甘い香りが広がった。


「俺の牧場さ。今年は…」


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つづく