ふと目に入って、
『やってみたい!!』と思う気持ち。
そういう自分の力を試してみる行動っていうのは、とても大事だと思う。
そういう瞬間で、それをやらせてあげられるタイミングに立ち会えることっていうのは、そんなに多くない。
危険だからやってはいけない事になっている。
でも、わたしが子どもだった頃は普通にやってた事。
『木登り』
ちょっと登りにくい木が学校にあって…
ものすごい運動神経の良いヤンチャな子は、ヒョイヒョイと登っていく。
たぶんこの子は登れるだろうなぁって思う子が、
登りたい気持ちと『登ってはいけない』という掟の狭間で、揺らぎつつ登ろうとしている。
ここで、本当はやめさせなければいけないとこなんだけど…。
『登るって決めたんだったら、絶対登りなっ!!』
とハッパを掛けてしまった…。。
『ちょっとやって、怒られたから登れなかった。本気出せば、登れるけどよー』
っていう言い訳と訳のわからない強がりではなく、
『本気で頑張って、登れたっ

』っていう達成感を味わって欲しかった。



その子の身体能力で、絶対登れると思ったし。。。
で、そこから、あーだこーだと登り方レクチャー。でも、絶対支えない

で、見事登ることが出来て





そしたら、今度はまた降りるのが大変で…
上から見下ろすとすごく高く見えるらしく…
でも、どうにか降りるとまたトライ。
で、みんなも集まって来て木登り大会

木は、1本1本違う形で、よく注意しないと出っ張ってるとこに引っかかる事もある。
舐めてかかると怪我もする。
こういうのをわたし達の時代って経験で学んだけど…
(わたしはドンくさいから結構転んだりした。)
ドンくさくても、そういう事やる環境だったんだよねー。
で、木登り大会は盛り上がってしまい、、、
チーフに見つかって、すごく怒られました。。。
引き続き、ミーティングでもみんなの前で怒られ。。。
やってはいけない事になってることをやらせたから、仕方がないこと。
遠くで見てた子が、わたし達が見てないとこで適当にトライして怪我したら大変だし…、もうやらせることはないけど。
(適当にやって登れるような木ではないけどね)
頑張ってやってみたら、
『出来た!!!!』っていう感覚を
そういう成功体験を持たせてあげたくて、
で、『やったーーー!!!』っていう時に、
側で一緒に喜んであげられる…
そういう瞬間は、そんなに多くない。
これからの子に、もうやらせてあげられないのが悲しい。。。
あの木は、そういう感覚を作ってくれる存在だったから…。
また、違うことで『デキた!!!』『やったね〜!!』を作っていこう





まずは、ご飯作ろっと!
皆様、素敵な夜を〜
