子宮美人ヨガのレッスンは、ほとんどが『身体をゆるめる』というところにフォーカスしており、難しいポーズはほとんどありません。
『締めるポーズ』に関しては、コツを掴むまで少し難しく感じることもあると思いますが、美脚効果抜群のポーズなので、マスターして、毎日の習慣に取り入れたいところです。
STEP1<緩める>
現代社会では、多くの人がストレスフルな生活をしているため、身体のある部分は凝り固まり、逆にある部分はたるんだ状態…というような本来あるべき姿とはあべこべの身体になっています。
なので、まずは固まっている部分を気持ちよく緩めていきましょう。
STEP2<締める>
日常生活の無理な姿勢などで、固まっていた身体が緩んだら、インナーマッスルを使って身体の軸を整えつつ、使うべき筋肉を鍛えていきます。
(ハムストリングスと下っ腹の筋肉を鍛えるこの動きは美脚効果もあります)
STEP3<軸を意識>
足を揃えて、膝をゆるめた時、土踏まずの少し後ろから、内くるぶしの間を通り、会陰を抜けて、背骨の前寄り(みぞおち)を通って、百会を抜けるライン、これが子宮美人ヨガで形成したい体軸です。
この体軸は、ヨガの間だけでなく、日常生活で意識して頂くと、精神的にも寛いでいくことができます。
体軸について
子宮美人ヨガで作る軸は体軸理論の中で3軸と言われているもので、別名トップセンターと呼ばれています。
前に出る2軸と後ろに控える4軸の間にあるニュートラルな軸を作ることで、精神的にも身体的にもバランスが取りやすくなり、視点を高く持ち、視野が広がることで必要な時に必要な状態を自在に作ることができるようになります。
自分の感情や思考を操作するのは高度な精神力が必要になりますが、姿勢はちょっと意識することで変更することが可能です。
気付いたら、「緩める」→「締める」→「軸を意識」のステップで、精神面をも整えていくことができます。
(※体軸に関しては、体で感じていただくものなので、文字にするとややこしくなりますが、レッスンの際に感じていただける感覚ですので、ご安心ください。)
呼吸もポーズもご自分の心地よさを指標にしてください。
ポーズを通してセルフコントロールを促すヨガもありますが、この子宮美人ヨガに関しては、その準備段階と言っても良いかと思います。
リラックスしているべき時に緊張し、緩めることができなくなっている…
交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいっていない…
そんな時は、まず、身体の心地良さを感じてあげることがとても大事です。
どこまで伸ばすと気持ちが良いのか?
どこまで伸ばすと痛いのか?
人によって、その感覚は違います。
簡単にできるポーズ、誰でもできるポーズを通して、自分の身体の声を聞き、その感覚を深めていく。
そんなヨガの時間です。