アメリカの多くの大学で使われているであろう教科書
「げんき」
ウェブサイトが充実していて
違う教科書を使っている生徒さんにも活用させてもらってます。
ちなみに
私の生徒さんの教科書、みんな違います。
「みんなの日本語」
「なかま」
「Japanese for busy people」
どれも大体教える構文は同じなので大丈夫です。
さて、この「げんき」のサイトの問題
『次の英文を翻訳しなさい』と言うような問題がでてきます。
例えばこんな問題
生徒さんが日本語に訳して
私がタイプします。
間違えていたら説明して、直してタイプします。
日本人だし、日本語教師だから全問正解・・・のはずですが
このCheck Answersをクリックするのが
段々怖くなってきた今日この頃です。
なぜなら
正解率 45%!
なぜかと言うと
ちょっとした間違いなんです。
1.コーヒーを淹れると言うのは難しいかなと
「作る」にしたらダメでした。
2.『用意』ではなく『準備』
3.『あなた』を入れたら不正解!
5.「つもり」やったっけ?
これなんてもっとひどいです。
2. 『下さい』を漢字にしたから
正解率0%が出た時もありました。
『メアリーさんは』をいれなかったから。
主語を入れた時は不正解
入れない時も問題によって不正解
このサイトの正解の求めていることが掴みかねます。
「ごめんなさい。私、100%正解する自信がありません」
と言いながらこのボタンをクリックしてます。
そして低い正解率が出て
生徒さん達に笑われてしまってます。
もう嫌だわ。この問題!
日本語教師の沽券にかかわるじゃないか!
レッスン前の準備が足りないと言われればそうなのですが
この生徒さんは大学で日本語クラスを取っていて
クラスでどこまで進んだのか
生徒さんは何をしたいのか
レッスンの時に聞いているので
準備はせずにぶっつけ本番でレッスンをしています💦
この問題、学生さんが一人でやっていたら
「なんで?」と悩むのではないかしら。
ちょっと違うけど
大学の英語のクラスで
何度発音してもダメだしされた時を思い出しました。
ちなみに
この発音、娘にも試してもらいました。
はい、娘は英語ネイティブスピーカーです。
なのに「Cat」が61%だったんです。
おかしいでしょう?
それを先生にお聞きしたら
「気にせず進めて下さい」と言うお返事でした(笑)