今日のレッスンの生徒さんは大学生です。

日本語のクラスを取っているそうですが

しっかり基礎が出来ていないようで

来学期も日本語クラスを取るので

助けを求めてきました。

週に二日もレッスンを取ってくれています。

 

今日は

  物の数え方

 

 

「バナナはなんですか?」と生徒さん。

 

「バナナは筒状なので1本、2本ですよ」と私。

 

そんな説明をしていて

ああ、そういえば!

こんな歌があった!と生徒さんに紹介しました。

 

 

 

これは、お若い日本語教師の先生方はご存知でしょうか?

1975年にリリースしたそうです。

私は当時、小学生だったけど

妹が「ひらけ!ポンキッキ」を観ていたのでリアルタイムで知っていましたが

これが「泳げたいやきくん」のB面だったとは知りませんでした。

 

小学生ながらよくできた歌だなぁと感心したものでした。

日本は国民を教育する国だなと思います。

こうして童謡で数え方を教えたり

おもちゃに知育玩具があるし

お菓子まで混ぜ合わせたり、何かを作らせるような知育菓子があります。

医療系のドラマを観れば患者の病状の説明が入ったり

刑事ドラマを観れば法律が出てきます。

 

ある生徒さんに質問された事があります。

 

”1ぽん、2ほん、3ぼん”

「どうして、ぽん、ほん、ぼん?」

 

これ、どう説明していますか?

 

私は見付けました!法則を!

 

なぁんて、気づいた方は多いと思いますが

 

「はひふへほ」の場合は

1.6,8,10は小さな「っ」が入って「ぱぴぷぺぽ」

2,4,5,7,9はそのまま「はひふへほ」

3は「ばびぶべぽ」になる。

 

1っぱい、2はい、3ばい

1っぴき、2ひき、3びき

1っぷん、2ふん、3ぶんは言わないですね💦

1っぺん、2へん、3へん(これもべんにはならない)

1っぽん、2ほん、3ぼん

 

まあ、100%の法則ではないけどこんな感じです。

 

 

では、

 

犬は何て数えますか?

 

1匹、2匹、3匹 だと思いますが

 

私は盲導犬パピーを育てているのですが

日本の盲導犬の記事などを見ると

1頭、2頭、3頭とあるんです。

普通「頭」は牛とか馬とか大きな動物を数えますよね。

なぜ?と思ったら

使役犬は1頭、2頭、3頭なんだそうです!