年ばかり取って

頼りなーい日本語教師です。

 

時々、どうやって説明したら

生徒さんが納得できるだろうか?

悩んでしまう事があります。

 

 

今回は

 

  「ちかく」と「ちかい」

 

 

「ちかく」は名詞ですよね。副詞も?

 

「ちかい」は形容詞

 

 

と言うのは分かるのですが

 

 

「家は大学のちかくあります」

 

「家は大学ちかいです」

 

 

この違いをどう説明しますか?

 

 

「あります」は存在を意味するので

「ちかくに」を使う場合は家の所在地を明確にする

 

 

「ちかいです」は、

家と大学の距離関係を表す

 

 

で良いのかなぁ?

 

 

では、助詞の説明はどうしますか?

 

「家のちかく」の後

なぜ「に」なのか?

 

私はよく”Specific place” の 「に」

という言い方をするのですが

「家のちかく」と言う限定された場所だから「に」を使う

 

同じように

「大学にちかい」も「大学」が限定された場所だから「に」になる

 

で良いのかなぁ?

 

 

これって、間接法だと詳しく説明できるけど

直説法ではどうやって説明するのでしょう?

 

先生方、教えて頂けるとありがたいです。