日本語教師全体でみたら

英語で日本語を教える日本語教師は

わりと少ないのでしょうか。

 

私は最初から英語で日本語を教えるスタイルなので

英語の苦手な私

どう説明したら良いのかな?と

最初は苦労しました。

 

『みん日』『Japanese for busy people』など

日本語教科書を使っていますが

英語で日本語を教えるのに使うには

アメリカの大学で使っている教科書が良いように思います。

 

私が最初に使っていたのが『ようこそ』

今はあまり使われていないかも知れませんが

コミカレのTutorで採用され

日本語教授法など全く知らなかった私に

日本語クラスの先生から

この「『ようこそ』を読めばわかるから」と言われました。

 

今はコミカレも州立大学も『なかま』を使っています。

 

英語で全て解説がついているので

「動詞の名詞的用法」の英語の言い方や

「い形容詞」「な形容詞」などの説明が分かります。

 

コミカレのTutorをしていた時は

こんなズル賢い方法をつかいました。 

 

日本語クラスが始まる前の4時間が

私が担当するTutoring Timeでした。

大体、常連性が出てきて

来る生徒さんは決まっています。

 

その中に

どんな時でも必ず

とっても成績の良い生徒さんがいます。

 

ある生徒さんが文法上の質問をした時に

そのよくできる生徒さんに

代りに説明してもらいます。

 

人に教える事は

自分でしっかりと把握していないとできないので

これもまた良いトレーニングになります。

 

そのよくできる生徒さんの英語説明を聞いて

「なるほど…そうやって説明するのか」

と、心の中で感心してました💦

 

英語で教える場合の英語力ですが

私は決して自慢できる英語力ではありません。

一応、一人で生きていけるだけの英語力はあります。

病気になった時、警察沙汰になった時、家の修理が必要な時など

一応、状況を説明し、解決することが出来ます。

 

ですが

 

本を読んだりニュースを聞いたりと

英語に浸かる事はストレスなので避けてきたから

語彙力はないし、ヒヤリングは苦手です。

それでも何とか通じます。

 

アクセントはひどいです(涙)

これは、生徒さんにもよります。

私の英語でも気にならない生徒さんは

何年でもレッスンを続けて下さいます。

皆さん、ジャパニーズイングリッシュが

聞き取れるようになるようです(笑)

 

アメリカのカスタマーサービスなどに電話すると

時々、いくら説明しても通じない人がいます。

そんな時は「ごめんなさい。時間が無くなりました」

とかなんとか言って電話を切り、また掛け直します。

同じように伝えても通じる人と通じない人がいるので

あまりご自分の英語を悲観なさらなくても良いかと思います。

アメリカの人でも耳の良い人と悪い人がいます(笑)

 

レッスン代については

物価の安い国の生徒さんには1時間二千円のレッスン代も

負担になるかも知れません。

アメリカですと円安もあり、レッスン代は悪くないと思います。

 

私は狭い世界で日本語を教えてきたので

もっといい方法があるかも知れませんが

英語で日本語を教えてみようかなと思っていらっしゃる方には

アメリカの大学で使っている教科書は

とても参考になると思います。