AP Japanese 試験は毎年5月に行われます。

今年は5月9日です。

生徒さんのレッスンも最後になりました。

皆さん、頑張って欲しいものです。

 

そのAP Japanese試験ですが

2時間以上の長丁場です。

その最後の問題に

 カルチャープレゼンテーション

というものがあります。

 

恐らく

この試験の中で一番難しい問題だと思います。

 

「日本の○○について5つ挙げて説明しなさい」

 

○○というテーマは毎年変わります。

 

過去問を見ると・・・

2007年 家や部屋に関する習慣

2008年 ポップカルチャー

2009年 食べ物

2010年 交通機関

2011年 観光地

2012年 人気のある場所

2013年 行事

2014年 有名人

2015年 音楽

2016年 おもちゃ・ゲーム

2017年 地理

2018年 テクノロジー・発明品

2019年 家・建物

2020年 ?(コロナ禍のため不明)

2021年 歴史的場所

2022年 店

 

アメリカで生まれ育った生徒にとっては

なかなか難しい問題です。

3つぐらいは簡単にあげられますが

5つは日本人でもすぐに思いつかず、

これを4分間で考えて2分間で発表しなければなりません。

 

しかも

 

最後は「結論として…」と自分の考えを含めて

まとめなくてはいけないと言う

難易度が高い問題です。

 

毎年何がテーマになるのか分からないので

レッスンでは

毎月の行事についてお話ししたり

問題になりそうな事を紹介しています。

 

例えば・・・

=祝日=

丁度今はゴールデンウィークですが、

5つで良いので覚えてもらいました。

 

=マナー=

食事のマナーや結婚式の贈り物についてなど

日本にはいろんなマナーがあります。

 

 

=お札の人物=

日本の有名人については既に出題済みですが

日本の作家、侍、女性となったら役に立つのかなぁと思いました。

 

=伝統的なスポーツ=

「野球・サッカー」と答えた生徒さんが何人かいました(笑)

「違う、違う、柔道とか剣道とか・・」と言ったら「ああ・・・」って(笑)

 

=伝統的文化=

歌舞伎、茶道、華道の他に和食は世界遺産ですね。

 

=スポーツ選手=

メジャーリーグだけでも最近は日本人が活躍していますね。

 

他にも

日本の春・夏・秋・冬と季節について問われた時に

行事や食べ物や習慣などそれぞれの季節に関するものなど

日本は独特の文化や習慣を持っているのでネタは尽きません。

 

これらの文化的知識を日本語で説明すると言う

なかなか難易度の高い問題が

2時間余りの試験の最後にドンと出題されます。

 

さて、今年はどんなテーマがでるのでしょうか。