この一週間で『卒業研究』の論文を

ほぼ書き上げようとしているのですが

 

『アカデミックライティングⅡ』で

6000字ほどの小論文を書いて

そして

『卒業研究』では10000字以上の論文と

論文を書くのなんて初めての事ですが・・・

 

なんとなく

論文の罠のようなものを感じます。

 

資料やデータ収集をしていると

書きたい事が出てきて

論文のテーマからちょっとずつずれていく…みたいな。

 

この『卒業研究』をやろう!と思った時

AP Japanese試験の傾向と対策について

どうしたら高スコアを取れるかを書こう!

 

そう思っていました。

 

既に仕事としてレッスンもしているので

資料も作ってあるし楽勝♪

 

なーんて思っていたら

 

担当の先生との初めての面談で

それでは全然ダメだと言う事が分かりました(涙)

 

 

そこで

 

なぜAP Japaneseの受験生が少ないのか

どうしたら受験生を増やせるのか

というのをテーマにして

試験の傾向と対策はその一部としました。

 

AP Japaneseの対象とする受験生は

普通に外国語として日本語を習っている生徒さんです。

だけど

私は継承語として日本語教育を受けている

日本にルーツを持っている高校生に

このAP Japanese試験を受けてもらいたいので

対象者はJHL継承語として日本語教育を受けてきた高校生です。

 

そうすると

 

継承語について調べて

継承語としての日本語教育機関について調べ

AP試験の他言語の状況を調べたりして行くうちに

だんだん、ずれていくんです。

 

継承語としての日本語教育機関が少ない事

全米でもかなり地域差がある事とか

その理由を考えていくと

経済的支援が少ない事や日本語の価値についてとか

中国語教育機関がぐんと急激に増加しているけどそれはなぜか

どもそれぞれの国の経済的状況が影響しているようだと思ったり

 

どんどんどんどんと

原因について深く掘り下げ

中国語教育機関についてぐんぐん調べて行って

気が付くと長々とそんな事ばかり書いて

収集がつかなくなり

肝心の

「APJapanese試験受験者を増やす」のポイントがボケていく…

 

 

全部で7章作る予定です。

今、第五章を書いているのですが既に9000字です。

軽く10000字は超えそうですが、

きっと余計なこと書いている!

 

 

論文初心者は

あまり資料を探し回っちゃいけないのかな。

 

ちょっと原点に戻ろうと思います。