大手前大学では

日本語の教科書は

『みんなの日本』を使っています。

 

私はアメリカの大学で使われている教科書と

この『みんなの日本語』の教科書

両方とも持っていて

『みんなの日本語』は

昨年から始めて使い始めました。

 

そして

 

今まで使っていた

こちらの大学の教科書とは大きく違うことに

ちょっと驚き

疑問に思ったので

 

この際

私は学生なので

大学の先生にお聞きする事にしました。

 

まず、

「日本語教授法」など

日本語系のクラスをいろいろ持っていらっしゃるK先生

 

1.なぜ「ます調」で動詞の変換を教えるのか?

原形(辞書形)からの方が教えやすいと私は思う。

特に「て形」の動詞1グループは

原形から教えた方が良いと思うのだが

日本では「みんなの日本語」の他にも

「ます調」で教える事が多いが、なぜなのか?

 

2.なぜこれほどまでに「みんなの日本語」が普及しているのか?

私が考えるに

色々な言語バージョンがある

ハードカバー(大学の教科書)よりも安価である

この2点があげられると思うが

他に理由があるのか?

なぜ、大学はこの教材を選んだのか。

 

3.この教科書は初心者には使えないと思うがどう思うか?

五十音や数の数え方から教えなくてはいけないレベルの生徒には

全く使えない。

でも、構文はAはBです。じゃありません。

の基本文から始まっている。

このギャップが私にはどうも違和感。

大学の教科書は最初はローマ字から始まるのに対し

「みんなの日本語」は第一課から漢字が出てくるのも驚きだった。

 

これに増して

 

4.海外でこの教科書を選んだ先生方はどのような理由で選んだのか?

いろんな言語バージョンがあるので

その国で使われていると思うが

この初歩では使えない(と私は思う)教科書をなぜ

外国で教えるために選んだのか知りたくなった。

 

こちらの質問は

「世界の日本語教育」のO先生にお尋ねしてみました。

 

のちに控えている

教育実習のためにも

私の中の「みんなの日本語」の疑問点を

なるべく解決したいと思いました。

 

この教科書を作った先生

使った先生は

どんな主旨で使っているのだろうか。

 

お返事くれるかな?

どんなお返事をくれるか

楽しみに待ってます。

 

 

*** その後 ***

 

「世界の日本語教育」のO先生から

丁寧な回答を頂きました。

しかも、規定の2000文字では足りないからと

別紙を添付して説明して下さいました。

ありがたい!

 

「皆さんもぜひ一読を」をあったので

アメンバー記事にアップしようと思います。