ベネディクト アンダーソン

1983年 (意外と新しい)   アメリカの政治学者

 

著書  『想像の共同体』ナショナリズムの起源と流行に関する著作

   「国民国家」と言うものは、想像の産物

   起源は「国語」による書物が現れ、普及していく

 

 

なんのこっちゃ? 

 

ナショナリズムって何?  Wikiによると

国家という統一、独立した共同体を一般的には自己の所属する民族のもと

形成する政治思想運動を指す用語[1]

日本語では内容や解釈により国家主義国民主義国粋主義民族主義などとも訳されている

 

アンダーソンは

”無数の見知らぬ人々がなぜ「国民」という概念で結びついたのか、

なぜ人々はそこにリアリティを感じたのか、その心理的なメカニズムを解明した”

 

つまり

 

「国民」とか「国民国家」と言う、実体のないもの=想像

人々が一つにまとまり、アイデンティティーを持つのはなぜか?

 

それは

 

国民は近代の産物であり、最も古い国民も18世紀後半より過去には遡ることができない。

彼が見いだした原因の中で最も有名になったのは「出版資本主義」

(専門家が使う言葉ではなく、一般的な)出版物が、

資本主義的な野心をもった企業家によって普及したから。

 

 

と言っているようです。

 

 

キーワード

ナショナリズム

国民国家

アイデンティティー