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OCサミット実行委員会

福井県鯖江市。
市民が元気な【めがねのまち鯖江】にはとっても元気な“OC”がたくさん!!
“OC”って何?どんなことやってるの?という疑問にお答えする活動紹介はもちろん、
悩み悶えるその裏側までアップしていっちゃおうと思います。
よろしくどうぞ!

こんにちは!

OCサミット実行委員会ですニコ

 

公開討論会に向けての質問事項

大きな【テーマ】としては以下の通りです。

・子育て       (設問①~④)

・教育         (設問⑤~⑦)

・まちの活性化  (設問⑧~⑬)

・交通         (設問⑭・⑮)

・市民活動      (設問⑯)

・ジェンダー平等 (設問⑰・⑱)

 

今回は【まちの活性化】設問⑩です目

※ご回答はお返事いただいたそのままの形式で掲載いたします。

 

 

⑩鯖江市の観光について

鯖江市に観光客を誘致し、お金を使ってもらうにはどのような手段があるとお考えでしょうか。

 

 

<田村 康夫 氏>

観光の拠点といえば、やはり⻄⼭公園。私も“鯖江の宝”だという思いを抱いています。牧野市政でも、メガネ会館からJR鯖江駅を経て、⻄⼭公園まで“まちの背⾻”という位置付けがなされていました。

 

その⻄⼭公園については、せっかくあれだけ整備されているのだから、観覧⾞で空から眺められないかなあー、という想いがあって、中古の観覧⾞を据え付けられないかと思ったりします。

 

桜の時期、ツツジの時期、紅葉の時期、きれいでしょうね。私も孫を連れて乗ってみたいですね。

 

公園については整備費が出て⾏くだけ、というご指摘をよく受けるんですが、その整備費を、観覧⾞で⼊ってくる収⼊で賄うといったことも考えてみたいと思います。

 

それと鯖江は歴史のあるまちですから、「近松⾨左衛⾨」も重要なキーワードです。その存在を通して、関⻄圏との交流の拡⼤を進めていきたいと考えています。

 

また、有名なあの「北⼤路魯⼭⼈」の話題もあります。彼は⼤正の初めに鯖江に滞在し、呉服屋の「あめや」さんの看板を掘っています。滞在した「窪⽥朴了軒」宅は現存しています。

 

そうした拠点を核にしながら、中⼼市街地を「歴史的な景観の中を歩いて楽しむ」空間として再⽣できれば、まちはより⾵格を増します。歴史によるまちおこし、ですね。

 

そうすることで、陶芸や和紙、刃物、伝統野菜などの発信拠点ともなり、地場産品の付加価値を⾼めてくれると思っています。

 

GoToキャンペーンには間に合わないかもしれませんが、来年度以降に、空き家をリノベーションした⼀軒家を委託営業したり、体験プログラムを組み込んだ観光商品を旅⾏代理店と共同で開発するなど、創り出す新しい観光産業としての取り組みなどに期待しています。

               

“モノの消費”から“コト消費”と⾔われる体験型観光の題材が鯖江にはたくさんあります。

 

是⾮、観光スポットの整備、伝統産業体験に加えて、農業体験なども取り込んでいただきたいと思います。

 

特に、家族などでの滞在型の訪問をしてもらうパッケージで、第⼆の故郷的な認識で楽しんでもらえるようにできると素晴らしいと思います。

 

 

<山岸 みつる 氏>

★こたえ

鯖江市に観光客を誘致し、お金を使ってもらうには、統一的な町並みと歩けるエリアづくり、お金を落としてもらう機会(マネタイズポイント)の明確化が必要だと考えます。

 

★なぜ?

そもそも観光には歩いて楽しめてそのまちらしさがある一帯がないと、長時間の滞在や宿泊などはしてもらえません。そして観光で言う「楽しめる」というのは、町並みと食と体験が重要となってきます。

 

現在の鯖江を振り返ると、町並みと食と体験が揃った歩けてお金を使いたくなる一帯というものは普段存在しません。平成30年度に西山公園には県内客が71万人、県内客が23万人も訪れています(鯖江市統計書)。これを経済効果に変える仕組みをつくることは非常に効果的です。

 

★なにを?

西山公園・嚮陽会館から本山誠照寺周辺あたりを念頭に、歩行専用で子どもからお年寄りまで安心して歩いて楽しめる「歩幸空間」づくりを目指します。

 

この一帯は統一的なデザインを施しますが、商業ビルを建てるのではなくあくまで面としてのエリアづくりをします。鯖江各地の既存の商店舗や創業希望者と連携して新しいお店が並ぶようにします。それにより地元資本の店舗にお金が落ちる循環が生まれる、効果の高い経済政策ともなります。

 

似たような歩行空間の発送は実は「鯖江市都市計画マスタープラン」の中に記載されていますが、残念ながら現状はプラン通りには進んでいません。ですので、関係市民を含めて実効性のあるビジョン・計画づくりをすることから始めます。

 

歩道の整備・拡張や車道の歩道化などを検討して、歩ける人が集まるエリアを目指します。

河和田でも工房めぐりを念頭に同様の検討をします。

 

この取組は前提として、鯖江市民や周辺市民が週末に訪れたくなるエリアづくりとします。そして結果的に観光客も訪れる場所となります。(観光客優先のまちづくりはしません。)

 

★たとえば?

実は鯖江では単発では取り組み事例があります。つつじまつり(西山公園~商店街)、めがねフェス(めがね会館周辺)、漆器まつりとRENEW(河和田)などです。これらは町並みと食と体験がセットになっているため、非常に多くの人が訪れて満足して、お金も落とす形になっています。

 

また、ヨーロッパのまちづくりでは、車を通さないエリアを決めて歩行空間とし、統一的なデザインの中でお店が並び、市民や観光客にとって満足度の高い場所をつくってきました。

 

国内でも、国土交通省が2019年より「ウォーカブル(歩ける)推進都市」を打ち出して推進し始めています。すでに実践している地域としては岩手県紫波町・オガールプロジェクト一帯の空間づくり、滋賀県長浜市・黒壁スクエア一帯の空間づくりなどがあります。

https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2013/

 

 

<佐々木 勝久 氏>

現在、丹南地区の伝統工芸品5産地が連携した広域観光の推進が、県や所在の市町で進められていますが、お金を落としてもらうには、日帰りではなく、滞在してもらうことが重要であるため、一つの市による点での観光ではなく、近隣の市町と連携して、点を結んで面として魅力をPRしなくてはならないと考えます。また、外国の富裕層などターゲットを絞った、誘客戦略も重要です。数年前から、鯖江市では、越前漆器の海外販路開拓に取り組んでいますが、漆器という商品の魅力発信から産地の魅力発信へと展開し、来て体験して買ってもらうインバウンドにも対応した産業観光につなげていきたいと思います。