SMART目標の考え方は、日本でも一般的になったのでは
ないでしょうか?
以下の5つの単語・要因の頭文字をとって、SMARTです。
Specific (詳細、具体的)
Measurable (計測可能)
Atteinable (達成可能)
Realistic (現実的)
Time Related (達成期限付き)
よく出来た概念ですね。
一転して、以前の僕の目標設定は、
SMARTとは、かけ離れていました。
日本では、昔はSMARTではない
方針・目標が多かったと思います。
年度の部門目標でも、
●●の最大化
◯◯業務の効率化
△△の強化
□□の育成
と言った感じでした。聞こえの良い言葉が並んでいても、
具体性には乏しい目標だったと思います。
日本では「暗黙の了解」と言う概念があるため、
「何となく分かる」と言ったような内容でも、
ある程度の共通認識が構築出来るのかも知れませんね。
でも、アメリカでは「暗黙の了解」なんて通じません。
子会社の立ち上げ後しばらくは、人数も少なく、
兼務が当たり前でしたので、担当職務の線引も曖昧でした。
売上げ最優先でコトを進めていました。
でも、ある程度人数が増えてきて、職務グループに
別れてきました。
こうなると、売上げと売上と利益の数値目標以外にも、
全体・グループごとの方針や重点目標が必要に
感じてきました。
そこで、僕は知恵を絞って頑張りましたよ!
「最大化」、「効率化」、「強化」、「育成」等の
思いつく限りのかっこいい言葉を羅列して、
大量の方針・目標リストを作成し、
全スタッフを招集して、伝達しました。
一例を挙げると、
・ 売上・利益の最大化
・ 業務フローの効率性向上
・ 各人の職務遂行能力の強化
・ 次世代の中核事業育成
と言った感じで。普通に考えれば、
「そんなの当たり前やろ!」
「で、どうすんの?」
といった内容ですが、
「これで方向性が明確になること間違い無し!」
と、僕は作成したこと自体に自己満足。
いざ、はりきってスタッフに伝達すると、
周りは超ローテンションでした。
みんな優しい大人だからはっきり言わないけど、
「今日、俺達、何のために招集されたの?」
「で、こいつは俺達に何しろって言ってんの?」
と、(今から思えば)、みんなの顔に書いてありました・・・。
その後の質疑応答でも僕の回答・見解にSMARTはなく、
「とにかく効率性の追求が必要なの」
「とにかく強化しないといけないの」
と、言った感じで。挙句の果てには、
「とにかく今年もみんなで頑張ろう!」
と、言った感じで伝達会議を締めました。
とにかく具体性がなく、とにかく納得感がなく、
とにかく長く、とにかく「とにかく」が多い、
初めての方針・目標伝達でした。
その年の成果は・・・
もう、言うまでもないですよね。
何も目立った改善・強化は出来ませんでした。
リーダー失格です。
皆さんの部門の方針や目標は、
きちんとSMARTになっていますか?
僕はこの失敗を通じて、目標設定方法を考え始めました。
翌年以降、少しは改善出来たのでしょうか?
つづく