不眠のツボ『失眠』を解剖学的に考えてみようっ! | キョウの出来事っ!

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不眠症改善のツボでお馴染み『失眠』


カカトの真ん中にお灸を何壮かするとグッスリ眠れます。


お灸は薬局でも売っていて、鍼灸師でなくてもできるので、不眠症でお悩みの方は試してみる価値ありですよ。



でも、こんな話は色々な鍼灸師のブログやツボやお灸のサイトなどで効能などもっと詳しく紹介されていますので、そちらをご覧ください。


僕が書きたいのは、解剖学に絡めた話。


そこで今回は、このツボ『失眠』を解剖学的に考えてみました。



ポイントは『カカトの真ん中』と『不眠』です。


この因果関係を考えれば結構簡単に考えられますね。



そう!最近すっかり有名になった筋膜です。


アナトミートレインで言うところの『スーパーフィシャルバックライン』


おでこの帽状腱膜から背中の起立筋を通ってカカトまで繋がっています。



その筋膜の端っこをお灸で緩める事で、緊張が改善されます。


起立筋の緊張は自律神経に影響があるし、後頭下筋群の緊張は脳への血流(椎骨動脈)に影響があるし、帽状腱膜なんて頭蓋骨を覆っているので頭蓋骨の歪み(それによる脳へのストレス)に大きく影響します。


つまり自律神経が改善してリラックスできるし、脳に栄養がくるし、脳のストレスも軽減する。


これを考えただけでも失眠へのお灸は効果ありそうですよね。



応用すれば、不眠症に限らず色々使えるのがわかりますし、お灸以外のアプローチもできます。

例えば、OCLストレッチならこんなのがあります。


https://www.youtube.com/watch?v=9MYgogr2En8

不眠症でお悩みの方、お灸やOCLストレッチなど、ご自分が気軽にできるものから是非試してみてください!



「他にもOCLストレッチを知りた~い!」という方はこちらをご覧ください。


そして、こんな感じで解剖学を便利に使いこなす為のお話を色々しているのが『使える解剖学』です。

次回は2月27日(土)の『骨盤、股関節編』ですので、ご興味ある方はこちらをご覧ください。




これからもこんな感じで、たまには皆さまの役に立つ話をしたいと思います。