マドレーヌ夫人 | 本とロックな日々

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Come al solito いつものように

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冒頭、マドレーヌ夫人登場の書き出し4行で、この本は好きだから大事に読もうと思いました。ほんわかと楽しめる大人の童話のつもりで読み進んで、まさかこんなに泣けるとは。素敵な出会いと切ない別れのお話しでした。と言ってもタイトルでもある、かのこちゃんとマドレーヌ夫人は、別れるかもしれないし別れないかもしれない?という奥深さ。

万城目さんの本は実は初めてでした。同じく京大出身の森見登美彦さんと、イメージがかぶり過ぎてて、どっちがペンギンで、どっちが鹿だっけ?みたいな。二人とも興味あるけど読んでなくて、今回万城目さんの猫だったので次は森見さんのペンギンいくつもりです。
やっぱり二人は混乱するよ~。京都ぐるぐるは森見さん。近代建築デラックスは万城目さん。


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