続いて行うのが、建物表題登記です。書類面では最難関ともいえるかもしれません。
これが完了しないと権利の登記(所有権や抵当権など)ができません。
つまり、建物を担保にして融資を受けることができないので重要です。
融資の実行時期(ひいては引渡時期)にも影響する場合がありますので、関係者との調整やスケジューリングも重要です。法務局に申請書を提出してから完了まで時間がかかる場合がありますので余裕をもって準備を進めましょう。
こちらも不安な場合は専門家に依頼するのも手でしょう。
~事前調整~
・住宅メーカとの調整
まずは自分で登記申請を行ってもよいか住宅メーカの営業担当に確認しましょう。私のように最終金の支払いを融資金で行う場合は嫌がられることもあるでしょう。
しかし私の場合はむしろ営業担当のほうから「そろそろ登記の時期に入ってきますが、自分で申請されたほうが費用面でお得なのでどうですか?」と勧められました。おどろきです。表題登記の専門家である土地家屋調査士に頼むと10万ほどかかるようです。
もちろん「自分でします」と伝えました。
ちなみに私以外にも自分でされる方はいますかと聞きましたが、「まれにいます」とのことでした。
~書類準備~
・建物図面・各階平面図
申請には建物図面・各階平面図が必要です。これは法務局独自の作成方法があるので自分で作成しなければなりません。この書類を作るのが一番大変ですので営業担当に言って早めに建築確認書類や図面類のコピーをもらっておきましょう。そして、不明点はどんどん質問しましょう。私の場合は階段の吹き抜け部分の減算など床面積の算定方法がよくわからなかったので設計担当に聞きました。
建物図面・各階平面図はCADで作ってもいいのですが、慣れていないと操作も大変ですしインストールするまでもないかもしれません。私の場合はパワーポイントで作成しました。(書式をWebで公開されている方がいますのでそれを活用しました。)
注意すべき点は、丈夫なB4版で作成すること、線は0.2mm以下の細い線で描くこと、縮尺があっていることくらいでしょうか。
B4が印刷できない方はコンビニのネットプリントサービスを活用してはいかがでしょうか。コンビニのプリンタは証明書印刷サービスに対応していることもあり、セットされている用紙と印刷の質はともに高いです。
印刷後に定規をあてて縮尺と印刷されたサイズがあっているか確認しましょう。
ずれている場合は、補正して印刷を何度か繰り返しましょう。
よくわからない方は「建物図面」や「各階平面図」でYahooの画像検索をすればいろいろ出てきますので参考にしてください。
↓こんな感じで作成します。

・建築確認申請書
住宅メーカからお借りした建築確認申請書一式を用意します。
原本を還付したい場合はコピーをとり、そのコピーに「原本に相違ありません。○○○○(印)」と記載し、つづりの上、契印します。
・案内図
登記官の方が現地を訪問できるように案内図を作成します。ゼンリンやGoogleで作成されている方もいるようです。
・登記申請書
法務局HPに書式のサンプルはありません。
こんな感じで作成します。上5cmは余白にしてください。

・住所証明情報
住民票の写しことです。登記申請書に住民票コードを記載した場合は不要です。
ここまで用意したら、法務局の相談コーナーで書類を確認してもらいましょう。
(つづく)