ニューヨークの小学校も夏休み。
2ヶ月以上という長い夏休みを乗り切るために日本に一時帰国しています。
日本に帰ってくると、まず病院巡礼。
アメリカは医療費が高いし、簡単に専門医に診てもらえないので、日本の方が安心です。
ちょうど5年近く入れていたミレーナを入れ替えに、産婦人科を訪問しました。
すると、まさかのミレーナの糸が見つからないと。
大きな病院に紹介状を書いてくれました
軽い気持ちで受診してたので、なかなかのショックでした。
帰国までわずか2週間。
急いでその日に大きい病院に行きました。
予約なしだったので2時間以上待ちました
やっと先生に見てもらえると、やっぱり日帰り入院して、特殊な機械で子宮を見ながらミレーナを取り出すしかないとのこと。
仕方がなく、その場で入院を決めました。
数日後、静脈麻酔での手術が終わり、無事日帰り入院でミレーナを取り出せました。
朝から入院して、午後4時ごろには退院してたのでとても順調でした。痛みもゼロやし!
ここまでは良かった
2日後、経過観察とともに新しいミレーナを入れていいかをチェックするために大きい病院に再び外来に行きました。
ここから悪夢が始まる。
まだ出血はあるけど、新しいミレーナは入れていいとのこと。
ちょっと不安だったけど、先生がいいよって言ってるしいいか。
しかし、ミレーナを入れた時、悲鳴が出るほど激痛が走りました
初めてミレーナを入れた時はなんともなかったのに、今回の痛みはとても違和感がありました。
しかもミレーナ挿入後、エコーでなぜかミレーナがちゃんと映らないとのことでした。
場所が落ち着くまで様子を見ようかと先生はおっしゃったので、とりあえず従うことにしました。
しかし、その日から時々やってくる、ちくっとする痛み。
痛みのレベルは少し違和感〜激痛まで、不規則なものでした。
でもいつもとは違う痛みやし、もう絶対おかしいと思っていました。
土日は我慢して、月曜日の朝すぐ受診しました。
担当の先生は外来にいらっしゃらなかったですが、2時間ぐらい待った末、他の先生に受診してもらえました。
。。。やっぱりエコーではミレーナが見えなくなっていました
糸も触れない。もう最悪ー!前と一緒やん!もう一回日帰り入院か?と頭の中は複雑。
体の外の脱落してないかレントゲンを取るように言われました。
このチクっとする感覚、絶対お腹のどこかにあるけどなぁ。
レントゲンをとると、やっぱり体の中にはありました。
ここから何も食べないように、飲まないように言われました。
この流れは入院やな。麻酔かけるやつやなと直感
ミレーナの場所を特定するためにMRIを取りましたが、MRIでは映らなかった。(なぜ取ったw)
CTでやっと現れてくれたミレーナ。子宮の外に落ちてお腹のどこかにあるというのが判明しました。
腹腔鏡での緊急手術が確定しました
これは全身麻酔。前回よりもっと大変な手術になりました...
時は月曜日。土曜日に帰国予定だったので、なるべく早く手術の手配をしてくださいました。
その日の15時ごろ手術開始。ドラマのように手術台に乗って、あっという間に意識を失いました。
17時ごろには目を覚めました。
鼻は詰まるし、管は不便やし、なかなか苦しい手術当日でした。
でも無事ミレーナはお腹から出せたとのこと👏
初日は救急病棟で過ごし、不便で寝られない1日を過ごしました。長くて辛かった💦
でも次の日に産婦人科病棟に上がり、おしっこの管が抜けてオムツもはずせて(笑)とても楽になりました。
この日はうとうと寝たり起きたりしていました。痛みは動かなければほとんどなし⭕️
先生からの術後の説明がありました。
子宮に穴が空いて、そこからミレーナが出て行ってしまったとのこと。
幸い他の臓器には損傷がなく、子宮の穴も小さくて自然に回復しているとのことでした。
不幸中の幸いでした。
経験豊かな担当の先生も、このような経験は初めてだそうです。
1000人に1人起きるらしい。それに私と先生が当たったしまったのです。
私にも先生にもお気の毒。。。
でも起きてしまったことにはどうしようもない。
最初のミレーナ除去手術からもうちょっと時間を置いたら大丈夫だったかな?
原因を特定することはできませんが、ミレーナにはこんな副作用もあることを知ってほしい気持ちでブログに書いてみました。
今日は術後3日目。
まだ歩く時に痛みはありましが、大きな問題なく退院できそうでホッとしています。
世の中のミレーナの副作用で苦しむ人が少なくなりますように🙏