さっきまでテレビ放送
実に15回目となる
ルパン三世カリオストロの城
がOAされていた。

1979年12月映画公開から
37年に渡り15回放送しても
視聴率を稼ぐお化けコンテンツだ。

これまでも
自分がどれだけの回数観てきたか
娘の映画館デビューになぜ選んだか
など様々なカリオストロの城への
思い入れはここで書いてきているので
省略。

今日は今日気づいた
偶然なのか必然なのかわからないが

カリオストロの予言

を書き留めておきたい。

ルパンと銭形は
カリオストロの城の地下の秘密を知る。

いきなり
地下の秘密というのが
今の何かっぽい。

カリオストロの城の地下は
実は偽札工場。

銭形は証拠がいるんだ!と
偽札を持ち国際警察を動かそうとするが

議会の代表達に

そんな事はわかってる

政治的に極めて高度な問題なんだ

と単なる正義は通らない事を知る。

これもどこかの何かと
つい重ねてしまう。

宮崎駿監督は全てが早い。

銭形はそのインターポールの議会で
要は世論をどう巻き込むかが肝心と知り

カリオストロの城の地下の
偽札工場を世界生中継のカメラで
放送する手に出る。

今日まで秘密の
地下の映像をお茶の間に流し
世論を味方につける。

先月か今月辺りから
どこかで観たような展開。

予言か
またはチームにファンがいて
カリオストロに寄せてるか。

37年前の作品だし
15回目のテレビ放送だから
ネタバレも何もないと思うので書くが


一応段落あけて








結果カリオストロの城の
パンドラの箱を開けたら
城の崩壊となる。

あの時計塔が崩れ落ちる様に
崩れ落ちるのは困る。

カリオストロ公国が
いかにして復活したかは
わからないが多分クラリスは
長時間と想像を絶する苦労で
リブランディングしたはず。

ただあの水の底から現れた
歴史的建造物が観光拠点となって
インバウンドで成功は早かったかも
知れない。

同じ地下の水の中からでも
現れた物が違い過ぎる。

地下の秘密をメディア公開までは近いが
結論は果たして。

さて
カリオストロの予言だが
予言ではないのだが
1979年にすでに

働き方

についてのフレーズがある事にも
今日気づいた。

カリオストロの城に到着するやいなや
躍起になって城を調べる銭形警部を
双眼鏡で眺めながらルパンは

さっすが昭和一桁。仕事熱心だ事〜。

とツイートいやつぶやく。

もはや年下のルパンにとって
昭和一桁生まれの銭形の働き方は古く
多少呆れた感さえもある。
おじいちゃんフランス人の大怪盗
という事ももちろんあるのだが
ここでは世代論的なニュアンスが強い。

銭形に効率化という言葉はない。笑
仕事は時給であり長時間労働は美徳と
信じている。

多分銭形は忙しい自慢もあるタイプ。

泥棒というカタギではない仕事だが
感性だけは圧倒的未来を歩く
ルパンにとっては
銭形の古い働き方にバブルもまだ先の
80年代以前にすでに違和感を感じている。

これもまさに
今の働き方イノベーションと
重ねてしまう。

ただ銭形の時代は日本経済自体が
高度経済成長時期であり
銭形の働き方が時代にマッチしていた
のだとは思う。

しかし
時代は変わった。

カリオストロの予言

はこじつければまだまだある。

さっきカリオストロの城の
途中のCMで君の名は。の
大ヒット御礼コマーシャルが流れた。

多分自分はカリオストロの城以来ぐらい
君の名は。を好きだと思う事に気づき
全く違うのだがカリオストロの城好きは
君の名は。が好きな確率が高いのでは
などと思った。

カリオストロの城と君の名は。の共通点は
何度観ても飽きない
台詞を覚えたくなる
など沢山ある。

もしかしたら
37年後2053年
15回目の君の名は。テレビ放送
あり得なくもない。笑

自分は88歳。笑
笑ってる場合じゃないが。

それも含めて勝手な独り言としての
カリオストロの予言。

おちまさと

完。

カリオストロの城
最後おわりじゃなくて
完って出るんだよね。

今週のグアム帰りの飛行機からの空。

{A6B201D3-9791-4C6F-8D24-E0307F1F9B8A}