東京都議会定例会が開会。
小池知事が所信表明演説。
流石に元ニュースキャスター。
演説数秒後に豊洲問題を語った。
あれぐらいスピードがないと
今や誰も待ってくれない。
小池知事は
豊洲市場への移転延期を宣言した数日後に
今回の盛り土問題を土曜日に発表した。
そこで最も思うポイントは
一体小池知事は
いつ盛り土問題を知ったのだろうか。
という事だ。
このカードの切り方が今のところ
今回の小池知事プロデュースの全て
と言っても過言ではない。
もしも
盛り土問題があるらしい
とあやふやな発言をし
その後に延期宣言をしても
キレが悪い。
延期宣言をして
大丈夫⁇と思わせてからの
盛り土の事実発表
という順番。
昭和の刑事ドラマなら
ボスが電話で受けた新情報を
そのまま迷いなく視聴者にリリースするが
今は情報のリリース力がものを言う。
例え知ったとしても我慢だ。
かつて対談させていただいた時に
タランティーノ監督にも
クリストファー・ノーラン監督にも
同じ事を教わった。
作り手は情報を全て握っているので
あとはこちらの好きな順に
魚をリリースするが如く
リリースすればいいと。
小池知事は一体いつ
盛り土問題を知ったのか。
一体いつ盛り土カードを手に入れたのか。
知事選に勝った後か
それとも立候補前か。
どちらにせよ
今日までの情報リリース
カードの切り方は間違いない。
このカードの切り方という側面だけで見ても
今回の小池知事と豊洲市場の問題は
勉強になる気がする。
別の問題は2個前のブログで。
おちまさと
しかし
突然の宮城五輪か。
確か最初はコンパクト五輪がコンセプト。
もはや東京五輪から日本五輪へか。
インバウンドの人から見たら
日本五輪でもコンパクト五輪。
巨大イベントは変化が常だが
段々都民はバカにされてる感が
高まり始めている。
これまで
誤魔化しの情報リリース力ばかりが
強かった様だがこれからは
都民の士気を高める情報リリースを求む。
