「コレジャナイ感満載」
よくSNSなどで見る言葉だ。

何かを生む度に
様々なファクターを
注ぎ込むのだが

その中の一つに

「コレジャナイ感との闘い」

がある。

森羅万象
世の中にあるものを
生み出すアイデアの部分は
全員に平均にはないと仮定する。

だからこそ
僕みたいな生業が成り立つ訳だが

誰かが作ったものや
提案したものに対しての

「コレジャナイ感」

は多分神様は全員に与えた様な
気がしてならない。

だからと言って何が正解か
確実な事は言えないが
コレジャナイ事だけはわかる
という力。

以前ここでも書いたが

「何か売れなそう」とか
「外しそう」「すべりそう」とか
「ブーム短そう」などを
感じる力は全員に共通である様に。

なぜコレジャナイ事だけは
わかるのだろうか。

もっと言えば

「これ‼︎」という力もある。

「ガリガリ君コーンポタージュ味
絶対売れる!」みたいな。

だが自ら生み出すとなると
突然分母が減る。

もしかしたら
神様が危機回避だけは
平均的にできるように
コレジャナイ感だけは
植え付けたのだろうか。

コレジャナイなぁ。

コレジャナイ感の凄いのは
周りの人間も大体同じ様に
感じるところ。

だから
いつも何か企画やコンセプトや
ネーミングなどを生み出す時
考えてはコレジャナイざるに
かけてはふるい落としを繰り返す。

それこそがユーザー目線の正体か。

コレジャナイ感との闘いの歴史
な気がする。

おちまさと

様々な大人な事情で
全員がコレジャナイと思いながらも
世に出てやはりコレジャナイとなる
ケースは数え切れない程
あるんだろうなぁ。

だから世の中おもしろいっていう
事もあるかもだが。

ま、4歳娘なんか
最も誤魔化し効かないから
コレジャナイってハッキリ言うから
やっぱ老若男女コレジャナイだけは
あるのでは。

そんな当人は家でずっと
バレエの格好でいるのは
コレジャナイ感満載だけどねー。

{D2FEB34F-4914-4AEC-80AF-45EC19905DEF:01}