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いつか娘に着せてみたいと思っていた
僕が多分4歳ぐらいの時に
着ていた赤いジャケットを
娘に初めて着せてみた。

44年間の時を経て
のタイムトラベル。

今まで何回か
「着てみる?」
と聞いても
着なかったが
今日突然着た。

そして父を着る。

すかさず妻が
シャッターを切る。

なかなか肩も袖丈も
合ってるね。

しかし
こんな小さな服を着ていた時代が
自分にもあったのだと
改めて思う。

時間が益々
不思議に感じるなぁ。

時を経てと言えば

時を経て
日曜日の長寿番組である
「サザエさん」の魅力に
最近気づき始めた娘。

「家族で「サザエさん」を観ながら
晩御飯を食べる」

この日曜日18時半の組み合わせは

日本が独自に生み出した
最高のエンターテイメント

なのではないだろうか。

もちろん
子供の年齢に
上限はあるかもだが

こういう独自な
幸せを生み出す方法や
しあわせの尺度が
これから益々必要になって行くのでは
ないだろうか。

今日の「サザエさん」で
「しあわせな人」という
マスオさんの話が
たまたまあったが

「サザエさん」こそ
「しあわせな人」を
いい意味で長年作り出している
様な気がする。

また
偶然にも
僕が4歳の約44年前に
放送開始されている様だ。

写真のジャケットを着て
僕も観ていた「サザエさん」

この不変さに
益々時間の不思議さを感じる。

未来
娘も我が子と
「サザエさん」を
観ているのであろうか。

そして母になる。のか。

そして「サザエさん」だけが
老けない。

ただ確かイクラちゃんだけ
ある日から「はーい」とか
喋る様になったから
一人だけ時を経てるんだが。

と〆ようと思ったら
その頃はSTAP細胞か。

という事は
リアルも誰も老けんぞ。

人類総「サザエさん」化か。

理研と小保方さんの決着次第で
その日も変わるのか。

おちまさと

関係ないが
上で
時を経て
と書いた時から
「ごっつ」の「経て」が
大好きだったなぁと言う事が
ずっと頭の中をリフレインしている。

経られる前に経ろ!

娘に観せなきゃ。