セレンディピティとは

何かを探しているときに
探しているものとは
別の価値あるものを
見つける能力・才能。

何かを発見したという
「現象」ではなく
何かを発見する
「能力」

偶然をきっかけにひらめき
幸運をつかみ取る能力のこと。

今回の小保方晴子さんの
STAP細胞もまさに偶然からの
セレンディピティによって生まれた。

有名なのが
ノーベルのダイナマイトも
セレンディピティによるもの。

その正体は

「気づき」

ではないだろうか。

目の前で偶然が起きようとも
それに気づくか気づかないかが
運命の分かれ道。

ダイヤモンド出版から
「気づく技術」
という本も出しているが
やはり気づきは身を助ける
のではないだろうか。

講演で
「企画のきは気づきのき」
という話をよくさせていただくが
化学的大発明のニュースで
必ずセレンディピティを観る度に
益々気づきの重要性を感じる。

決して
掃除を始めたはいいものの
結局違う引き出しを片付け始めて
何も掃除が進まない
片付けられない症候群とは
似てる様で違う。

あくまでも結果
幸運をつかみ取る能力であって
掃除中に元彼との写真を見つけて
「行ったなぁ河口湖」
とか余計な時間を作る能力でもない。

しかし今回の大発見
5年前に「ネイチャー」は一度
「過去何百年の
生物細胞学の歴史を愚弄している」
って酷評して
掲載断ってんでしょ。

よくそこで凹まず
実証したよなぁ。

ハッキリは言わなかったけど
怒りを情熱に変えたね。
時に怒りってパワーになるからね。
違うかも知れないけど。

わからないけど
生物細胞学界からすれば
天動説の時代に
地動説を唱えたみたいな
もんなんでしょ。

やっぱり
右向け左の精神であったり
常識を疑う事であったり
既成概念をぶっ壊す事は
次なる扉を開くんだなぁと
改めて勇気付けられるニュース。

しかも
小保方さん
小保方博士か
ビビアンウエストウッドに
おばあちゃんの割烹着に
ピンクの研究室に
スヌーピーに
そこも今までと違って
普通に楽しんで実験してて
新しい。

しかも
5年前って事は
25歳で「ネイチャー」に
そんな言われ方してからでしょ。

張本さんにあっぱれ貰った方がいい。

久々に一夜にして
世界デビューした日本人。
日本人も知らなかったのが凄い。

それもこれも
セレンディピティと
気づく技術。

これからの
さらなる研究結果のニュースが
楽しみ。

おちまさと

企画のきは気づきのき

か と く

は何の頭文字から
どこかの講演で。


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