月曜日
東映さんに御招待いただき
『セーラームーンミュージカル』に
千秋楽の日に妻と初めて
観に行かせていただいた。

かつて妻は
このミュージカルの
セーラーマーキュリー役として
出演しており
今回はその復活版。

妻はかつて自分が出演していた
舞台を懐かしさや様々な想いで
一人の客として観て

僕は完全なる初心者として
横にセーラーマーキュリーを
解説に置きながら観劇。

妻によればこの復活版は
とてもセーラームーンという作品を
初めての人にでもわかりやすく
作られているらしく
確かに完全なる初心者の僕でも
全てにおいて理解できた。

さらに全キャストの方々が綺麗。
妻に聞くと全員原作のキャラの
なりきり方が凄いと感動していた。

僕も
「キャラあってるよね!」
とか言いたいが
元のキャラを知らないから
なるほどとうなるしかない。

もちろんセーラームーンという
金髪のロングをお団子にしてる
かわいい女の子が
「月に代わってお仕置きよ!」
という名台詞と共に敵をやっつける

ぐらいのアバウトでざっくりな
ステレオタイプのセーラームーンは
何となく知っているが殆ど知らない。

実は妻が出ていたミュージカル版も
実写版も一回妻がYouTubeとかで
観てるのをチラッと2秒ぐらいしか
観た事がない。

だって何か照れる。笑
自分がブルーのミニを履いてる写真
ぐらい照れる。履いたことないけど。

それ程真っさらで
初セーラームーンミュージカル
だったので全てが新鮮だった。

だから
「何⁈セーラームーンの人って
うさぎって名前なの!
しかも月野うさぎてきみ!」

というド初歩的なところから始まり

セーラームーンって
こんな喋り方で
こんなちょっぴりドジ
だけど恋には一途的な
典型的少女マンガキャラだったんだ
など
多分知り尽くしている方々からすれば逆に羨ましがられるような
いちいちの感動で観ていた。

また
正直
「全然いいんだけどいや気のせいとか
思うけど緑の人若干みんなと比べると
大きいよね。いやいやいやそういう
目線はないよ、ないけど」
とか心の葛藤をしながら見ていたら
もともと原作から大きいキャラという事がわかり
「だろ。でしょ!だよね。」
となぜか一人自分の中の
罪悪感めいたものが
少し減った感じがあったり。

そして
やはりどうしても
かつて妻が演じていた
セーラーマーキュリーを
目で追ってしまう。

妻はこの歌とダンスやってたのかぁ。

他のメンバーの歌を
待って待って待って
自分のフレーズで歌い出す事も
やってたのかぁ。

マーキュリーとしての
自己紹介も客目線でやってたのかぁ。

そりゃ今でも時々ミュージカルの
夢を見てしかもセリフを覚えてない
という悪夢を見るのも頷ける。

しかし決め台詞の
「水でもかぶって反省しなさい」
ってかわいく言えばかわいいが
強く言えば鬼嫁のセリフだよな。

など僕なりの見方も
ついしてしまった。

元野球選手と野球を観た事はあるが
元セーラーマーキュリーと
セーラームーンを観るのは
なかなかの体験である。

解説も聞けるし
本人懐かしさと感動で泣いてるし
これJTBとかと組んだら
セーラームーンといくセーラームーン
ツアービジネスになるんじゃないか!

取り乱しました。

そしてなかなか
大人が理解できるであろう
輪廻転生的複雑な展開も
理解しながら話は進む。

そんな中
僕が最も気になったキャラクターは

タキシード仮面

である。

こちらも風の噂では聞いていた。
セーラームーンに出て来る
色男ヒーロー
タキシード仮面。

観た事がないから
タキシードか仮面か
どちらかにしぼれなかったのかという
思いがずっとあった。

タキシードだけでも十二分に
ヒーロー性出せると思うのに

さらに仮面という
ちょっぴり盛り過ぎ感?

とか思ってたら
そんな仮面はかぶらないのね。

そんなことはさておき

結論から言えば
月と地球
どっちの女も
タキシード仮面が好きという事は
月と地球両方合わせて
Wトップって事でしょ。

規模でかいよ。

2組と3組で合わせて一番かっこいい
とかとは訳が違うからね。

月と地球で一番だからね。

他の男は何をやってんの。笑

それにタキシード仮面
意外とすぐ捕まっちゃうし
洗脳されちゃうしなぁ。

ああ。
そこかぁ。

私がいないと…
もう放っとけないじゃない!系かぁ。

しかも歌で
もしも助けられなくてもとか
もしも自分が悪に変わったら的な
伏線歌い上げてんだよな。

自分でも意外と弱い性格
わかってんだよタキシード仮面。

それであの美貌だから
その振り幅、ギャップで
月&地球総合グランプリなんだな。

タキシード仮面になりたい。

そんなこんなで
とても面白く
演者のみなさんも最高でした。

特筆すべきは
それこそタキシード仮面。
やはり宝塚の方は階段の降り方
崩れ倒れる作法など軸がぶれない。

あと
初めて観て個人的に思ったのは
セーラームーンの壮大な話を抜いた
普通の少女マンガの学園ものの

「セーラームーン学園」

も観てみたいと思った。

うさぎちゃんが食パンくわえて
「遅刻遅刻~!」
と玄関飛び出て玄関前で誰かに
ぶつかって
「ちょっとちょっと!
どこみて歩いて…」
って見るとキラッキラしてる
タキシード仮面で

学校着いたら
先生が
「今日からうちのクラスに転校生だ」
ってタキシード仮面で
うさぎちゃんが
「あ!さっきの!あいつーあやまりもしないでー!おかげで遅刻しそうに」
先生「席は…あ、月野隣で面倒みてやってくれ」
「え‼私が‼いやいやいや」
「よろしく、うさぎちゃん」

これでいいの。笑

ベタで普通で
絶対体育の時間
バスケめちゃめちゃ上手い。

少女マンガ大好きなんだよなぁ。

関係ないが
「いつかティファニーで朝食を」
とか
「きょうは会社休みます」
とか
「僕等がいた」
とか読んだなぁ。

新條まゆさんのは
15年以上前御本人から
全作いただいて読んだなぁ
「快感フレーズ」
「覇王♡愛人」

僕の頭の中に
色んなキャラクターがいる中に
女子大生が一人いてこのキャラが
そういうの好きなんだよな。

まだ娘には読ませられんが。笑

話はそれたが
セーラームーンミュージカル
また行ってみたい。

おちまさと

10分バージョンでいいから
普通の学園ものセーラームーンも
お願いしたい。

ていうか今回
学園シーンが少なかっただけで
あんのか?
妻は娘と寝てるから
明日聞いてみよう。

普通のセーラー服とか巫女さんとか
タキシード仮面も学ラン着てたな。

そっち長めバージョンも!


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