娘と遊んだ帰り
近所のパン屋さんに寄ると
以前保育園で仲良しだった
男の子の家族と遭遇。

しかし
子供同士
なぜかお互い
照れているのか
目も合わせない。

親同士
不思議ですねーと話し
最後に
バイバイは?
というとお互い小声で

「バイバイ」

親同士は笑い合い
お店でお別れした。

隣のワイン屋さんに寄ると
娘が突然さっきの男の子の
名前を呟く。

ほらー
だからさっき
話せば良かったのに。

だから僕は
「まだパン屋さんにいるかもよ!
見て来たら!」
というと走って
パン屋さんに戻る。

ああ懐かしき
90年代のトレンディドラマのよう。

しかし
もうそこには
彼の姿はない。

かなりブルーになる娘。

そうか。
3歳時にとっては
携帯がない時代と同じ感覚なのだ。

ある日3歳児までが
「別にLINEかFacebookで
繋がれるから」
とかなったらやだね。

それから暫く
ワイン屋さんのテーブルで
2人で風にあたっていたのだが
ずっと彼の名を呟く。
いや叫ぶ。
いや連呼する。

3歳でも女心か。

娘よ。
だから
あの時行かないと。

どうしても
もう一回だけパン屋さんを見たい
というので
最後にもう一度。

やはり彼はいない。

パン屋さんの外で
彼が来た道か
遠くを見つめる娘。
photo:01


日々勉強だね。

おちまさと

帰宅すると
そんな事は全くなかったかの如く
なぜか
ドスコイ!
という掛け声と共に
ぶつかり稽古を仕掛けてくる娘。

3歳ですでに
女心と秋の空。

それを考えると
多分相手の男の子の方が
今も話しとけば良かったと
後悔は続いてるはず。

男の方が実は引っ張るからねー。

それが男心か。

どぶろっくの歌みたいに

♪もしかしてだけど

喋らなかった事を
逆の自分の都合のいい方に
妄想する場合あるからね。笑

どぶろっくの歌好きだなぁ。


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